2019年2月20日（水曜）

神奈川県立近代美術館 葉山では、2018年度から当館の学芸員による「葉山美術講座」を開講します。
5名の当館学芸員が近代美術の専門テーマについて、少し上級者向けの奥深い内容をお話しします。
1回のみの参加も可能です。

 

第10回 劉生の父、岸田吟香（2）

岸田吟香（1833-1905）は、《麗子像》で知られる大正洋画壇の巨匠・岸田劉生（1891-1929）の父です。吟香は岡山に生を受けながら、幕末の世の変動に翻弄されつつ、東京・横浜で日本初となる事業をいくつも興し、さらには多くの文化人を陰ながら支えた傑物でもありました。本講座では、吟香の激動の人生を足早にたどりつつ、同時代の美術家との蜜月を探ります。

開催概要

時間：午後2時から3時30分
定員：当日先着70名
会場：神奈川県立近代美術館 葉山講堂
講師：髙嶋雄一郎（主任学芸員）
※申込不要、参加無料。
※日時や内容は変更となる場合があります。

2018年度　日程・テーマ

第1回 6月6日（水曜） 木下杢太郎と〈パンの会〉を中心に
第2回 6月27日（水曜） 木下杢太郎の〈百花譜〉が生まれるまで
第3回 8月8日（水曜） 村山知義のドイツ（1）
第4回 8月15日（水曜） 村山知義のドイツ（2）
第5回 10月3日（水曜） 舞台美術家・朝倉摂の絵画（1）
第6回 10月17日（水曜） 舞台美術家・朝倉摂の絵画（2）
第7回 12月12日（水曜） 古賀春江（1）
第8回 12月19日（水曜） 古賀春江（2）
第9回 2月6日（水曜） 劉生の父、岸田吟香（1）
第10回 2月20日（水曜） 劉生の父、岸田吟香（2）

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