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マティスとボナール 地中海の光の中へ 会期は2008年5月31日 (土曜)から7月27日(日曜)まで

アンリ・マティス《日除けのある室内》 1942年
マティス美術館 ル・カトー=カンブレジ

アンリ・マティス《モン・タルバンの風景》 1918年
個人蔵

ピエール・ボナール《地中海の庭》 1917-18年
ポーラ美術館

ピエール・ボナール《浴槽の裸婦》 1924年
個人蔵

20世紀フランス絵画の巨匠アンリ・マティス(1869-1954)とピエール・ボナール(1867-1947)。19世紀末から20世紀初めの時代、彼らはそれぞれに新しい絵画を求めて、マティスはフォーヴィスムの運動、ボナールはナビ派の運動に積極的に関わっていきました。そうした試みを糧にして、自分自身の絵画を見出していったふたりは、絵画への信頼と愛を共有して、それぞれの仕事を深めていくとともに、互いの存在を認め合いながら交友を続けました。後半生をともに、透明で輝かしい光が溢れる南仏の地中海沿岸に暮らし、制作に没頭したマティスとボナールが、絵画で何を目指していたのか、何を成し遂げたのか。この展覧会ではそのことを、ふたりの優れた作品を比較しながら見るとともに、大画家同士の友愛に満ちた交友のさまにも光を当てていきます。  本展では、20世紀絵画の中できわめて高い評価を受けてきたふたりの仕事を下記の7つの章に分けて振り返り、国内外の所蔵家、美術館の協力のもと油彩、水彩、素描、版画など約120点を出品します。彼らの作品を堪能するとともに、ふたりの成熟した絵画の響き合いをお楽しみいただければと思います。

第1章 ボナール 1867-1908 ジャポニスムのナビ アンティミスムと装飾
第2章 マティス 1869-1929 フォーヴの実験から成熟の時代へ
第3章 ボナール 1909-1924 地中海の光に導かれて
第4章 マティス 1930-1942 主題と変奏 新しい探求
第5章 ボナール 1925-1947 視神経の冒険
第6章 マティス 1943-1954 究極の開花へ
第7章 マティスとボナール 絵画への賛歌

記念講演「マティスとボナール 星の友情(仮)」

講師 レミ・ラブリュス(ピカルディ大学教授、美術史)
日時 6月1日(日曜) 午後1時30分~午後3時30分
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 70名(要申込) 参加無料
申込方法 住所、氏名、電話番号、ファクス番号をお書きの上、ファクスにてお申込ください(先着順)。
※ファクスを送られた方にはこちらから折り返しファクスにてご連絡いたします。ファクスをお持ちでない方はお電話でお問合わせください。
申込先 神奈川県立近代美術館 葉山
「6月1日記念講演」係 
申込締切 5月23日(金曜)
定員に空きがある場合またはキャンセルが出た場合、当日追加で受け付けることがあります。
お問合せ 神奈川県立近代美術館 葉山 電話046-875-2800

担当学芸員によるギャラリートーク

日時 6月7日 (土曜)  午後2時から
6月21日(土曜) 午後2時から
7月12日 (土曜) 午後2時から
7月26日 (土曜) 午後2時から
各30分程度
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 展示室 予約不要、無料(ただし、「マティスとボナール」展の観覧券が必要です)

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