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話の話 ロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ 会期は2010年4月10日(土曜)から6月27日(日曜)まで葉山館にて 展覧会内容詳細はこちら




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休館日

月曜日(ただし5月3日は開館)
4月30日(金曜)、5月6日(木曜)

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 1100円(団体1000円)
20歳未満・学生 950円(団体850円)
65歳以上 550円
高校生 100円

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第1日曜日(今回は5月2日と6月6日)は、18歳未満または高校生以下のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館
ユーリー・ノルシュテイン財団
東京新聞

協力

アート・インプレッション
アエロフロート・ロシア航空
カトーレック株式会社
武蔵野美術大学芸術文化学科

後援

ロシア連邦外務省
ロシア連邦文化省
在日ロシア連邦大使館
ロシア文化フェスティバル組織委員会

企画協力

株式会社イデッフ

優待のご案内

葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1155)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)


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ユーリー・ノルシュテイン 
《14歳の自画像》
1955年、油彩・ボード

ユーリー・ノルシュテイン
《アンネンコフ、レベデェフ、ペトロフ=ヴォトキンの作品によるコラージュ》 
1967年、水彩・グアッシュ・紙 [第Ⅰ章]

フランチェスカ・ヤールブソワ 
《出てこいキツネ!》(書籍『きつねとうさぎ』の挿絵) 
2009年、テンペラ・水彩・ホワイト・紙 [第Ⅲ章]

フランチェスカ・ヤールブソワ&ユーリー・ノルシュテイン 
《あずまやのアオサギとツル》(映画によるマケット) 
2005年、混合技法 [第Ⅳ章]

フランチェスカ・ヤールブソワ&ユーリー・ノルシュテイン 
《ハリネズミの後を歩くミミズク》 (映画によるマケット) 
2005年、混合技法 [第Ⅴ章]

フランチェスカ・ヤールブソワ&ユーリー・ノルシュテイン 
《真昼》(映画によるマケット)
2000年、混合技法 [第Ⅵ章]

ユーリー・ノルシュテイン 
《雪を吹き払うアカーキー・アカーキエヴィチ》
(「アカーキー・アカーキエヴィチと文字「A」と外套」の場面のエスキースno.2)
1998 年、鉛筆・オイルパステル・紙 [第Ⅶ章]

フランチェスカ・ヤールブソワ&ユーリー・ノルシュテイン
《笠を空に放り投げる竹斎》
2005年、鉛筆・ニードル・水彩・オイルパステル・セルロイド・紙 [第Ⅷ章]

 ロシアを代表するアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン(1941-)と、その作品の多くの美術監督を務めるフランチェスカ・ヤールブソワ(1942-)夫妻のこれまでで最大の展覧会を、ノルシュテインが愛する日本で開催します。
  本展覧会のタイトルにもなっている、彼の経験や想い出に基づく映画『話の話』(1979)は、1984 年に35 人の国際的な評論家や企画者によって、「歴史上、世界最高のアニメーション」に選ばれました。「映像の詩人」とも呼ばれるノルシュテインの映像は切り絵による繊細な表現を用いて、鋭い観察眼から生み出された詩情溢れる映像をつくり出します。その世界は人間や世界への愛情に満ちています。また、マルチプレーンと呼ばれる多層のガラス面に切り絵を配置する手法によって創り出される、彼独自の深い映像空間は、アニメーション・ファンのみならず、世界中の映像作家をも魅了してきました。
  本展覧会では、ノルシュテインが監督をしたアニメーション映画を中心に、ヤールブソワの美しいエスキースや、マルチプレーンを展覧会用に再現したマケットを交え、夫妻の創作の過程、映画完成後の展開の全貌を紹介します。


展覧会構成


第Ⅰ章 25日─最初の日
1968年 カラー スタンダード トーキー 9分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン、アルカーディー・チューリン
撮影 : ウラジーミル・サルハノフ
音楽 : ドミートリー・ショスタコーヴィチ


第Ⅱ章 ケルジェネツの戦い
1971年 シネマスコープ トーキー 10分
監督 : イワン・イワノフ=ワノー、ユーリー・ノルシュテイン
脚本 : イワン・イワノフ=ワノー
美術 : マリーナ・ソコロワ、アルカーディー・チューリン
撮影 : ウラジーミル・サルハノフ
音楽 : ニコライ・リムスキー=コルサコフ


第Ⅲ章 キツネとウサギ
1973年 カラー スタンダード トーキー 12分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
原作 : ウラジーミル・ダーリ採集のロシア民話
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : テオドール・ブニモヴィチ
作曲 : ミハイル・メエローヴィチ


第Ⅳ章 アオサギとツル
1974年 カラー スタンダード トーキー 10分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
脚本 : ロマン・カチャーノフ、ユーリー・ノルシュテイン
原作 : ウラジーミル・ダーリ採集のロシア民話
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : アレクサンドル・ジュコーフスキー
作曲 : ミハイル・メエローヴィチ


第Ⅴ章 霧の中のハリネズミ
1975年 カラー スタンダード トーキー 10分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
脚本 : セルゲイ・コズロフ
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : アレクサンドル・ジュコーフスキー
作曲 : ミハイル・メエローヴィチ


第Ⅵ章 話の話
1979年 カラー スタンダード トーキー 29分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
脚本 : リュドミーラ・ペトロシェフスカヤ、ユーリー・ノルシュテイン
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : イーゴリ・スキダン=ボーシン
作曲 : ミハイル・メエローヴィチ
挿入音楽 : ヨハン・セバスチャン・バッハ
          ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


第Ⅶ章 外套 
制作中
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
原作 : ニコライ・ゴーゴリ
脚本 : リュドミーラ・ペトロシェフスカヤ、ユーリー・ノルシュテイン
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : イーゴリ・スキダン=ボーシン、マクシム・グラニク
  

第Ⅷ章 冬の日「狂句 木枯らしの身は竹斎に似たる哉」
(連句アニメーションの発句部分)
2003年 カラー スタンダード 2分
監督 : ユーリー・ノルシュテイン
美術 : フランチェスカ・ヤールブソワ
撮影 : マクシム・グラニク


担当学芸員によるギャラリートーク

日時 5月13日(木曜)
6月17日(木曜)
各回午後2時より
会場 神奈川県立近代美術館 葉山
申込不要、無料(ただし「話の話」展の観覧券が必要です)


ノルシュテインのアニメーション作品の上映(DVD による)

◎午前のプログラム
午前9時45分(整理券配布なし)
午前11時
(整理券配布 午前10時)
◇上映時間:約53分
「25 日─最初の日」
「キツネとウサギ」
「霧の中のハリネズミ」
「冬の日」(発句)
「外套」(部分)
◎午後のプログラム
午後1時
(整理券配布 午前11時30分)
午後3時
(整理券配布 午後1時30分)
◇上映時間:約61分
「アオサギとツル」
「話の話」
「冬の日」(発句)
「外套」(部分)
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 第4展示室
申込不要、無料(ただし「話の話」展の観覧券が必要です)   
入場は定員制ですので、当日先着順に整理券をエントランスロビーにて配布いたします。(ただし午前9時45分の上映のみ整理券の配布は行わず、当日先着順の入場となります。)整理券の配布は定員に達し次第終了いたします。整理券が終了した場合は上映をご覧いただけません。
整理券の予約はお受けしておりません。整理券はお一人様につき一枚配布となります(お連れ様の分を代表者の方が受け取ることはできません)。

※「冬の日」と「外套」の2作品は、会場内で常時ループ上映しておりますので、整理券なしでもご覧いただけます。

6月26日(土曜)、27日(日曜)の二日間の映画上映について

6月26日(土曜)、27日(日曜)に限り、午前のプログラムを午前9時45分と午前11時、午後のプログラムを午後1時と午後3時の各2回ずつ上映いたします。午前9時45分の上映のみ整理券の配布は行わず、当日先着順の入場となります。
整理券は番号順でのご入場ではなく、お並びいただいた順でのご入場となります。なお座席数は限りがありますので(68席)、満席となった場合は立ち見となります。
上映各回ともすべて入替制です。二つのプログラムを続けてご覧になることはできませんので、上映終了後は一旦ご退室をお願いいたします。開場は上映開始10分前です。観覧券と整理券をご用意の上お並びください。

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