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休館日
月曜日(ただし7月15日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般 1,000円(団体900円)
20歳未満・学生 850円(団体750円)
65歳以上 500円
高校生 100円
- 団体料金は20名様以上から適用されます。
- 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
- その他の割引につきましてはお問合わせ下さい。
- 「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1日曜日(今回は7月7日、8月4日、9月1日、10月6日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。 - 葉山館開館10周年記念無料開館日
10月11日(金曜)は神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
優待のご案内
葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)
絵画でつなぐ戦前から戦後。
1940年代、画家たちはどのような創造の営みを続けていたのか。
1940年代の日本は、戦争という美術家たちにとって非常に困難な時代でありながらも、モダニズムの成熟と転換という豊かな可能性を秘めた時代でもありました。本展は、戦前から戦後の時代を1940年代という時間の経過で捉え、これまで分断されてきた戦前、戦後の日本の美術史を新たな文脈でとらえ直そうという展覧会です。当館のコレクションの根幹を形成する松本竣介、朝井閑右衛門、麻生三郎、鳥海青児、山口蓬春などの戦前戦後をつなぐ作品や資料に新たな照明を当てるとともに、丸木位里、俊夫妻の《原爆の図》に結実するまでの画業など、同時代の広がりも、絵画を中心に紹介します。
総動員体制のもと自由が圧殺され戦争に突入し、敗戦をきっかけにしがらみから解放されるという極端な振れ幅の時代のなかで、優れた才能はどのような創造の営みを続けていたのか、あるいは、中断や挫折を余儀なくされたのか。しなやかに、したたかに、ときに強情に生き抜いた画家たち。彼らの残した作品は1951年に開館した神奈川県立近代美術館の歴史的、文化的背景にほかなりません。葉山館開館10周年を記念して開催する本展は、私たちの美術館活動の出発点の確認作業という性格も備えています。
1940年代、画家たちはどのような創造の営みを続けていたのか。
1940年代の日本は、戦争という美術家たちにとって非常に困難な時代でありながらも、モダニズムの成熟と転換という豊かな可能性を秘めた時代でもありました。本展は、戦前から戦後の時代を1940年代という時間の経過で捉え、これまで分断されてきた戦前、戦後の日本の美術史を新たな文脈でとらえ直そうという展覧会です。当館のコレクションの根幹を形成する松本竣介、朝井閑右衛門、麻生三郎、鳥海青児、山口蓬春などの戦前戦後をつなぐ作品や資料に新たな照明を当てるとともに、丸木位里、俊夫妻の《原爆の図》に結実するまでの画業など、同時代の広がりも、絵画を中心に紹介します。
総動員体制のもと自由が圧殺され戦争に突入し、敗戦をきっかけにしがらみから解放されるという極端な振れ幅の時代のなかで、優れた才能はどのような創造の営みを続けていたのか、あるいは、中断や挫折を余儀なくされたのか。しなやかに、したたかに、ときに強情に生き抜いた画家たち。彼らの残した作品は1951年に開館した神奈川県立近代美術館の歴史的、文化的背景にほかなりません。葉山館開館10周年を記念して開催する本展は、私たちの美術館活動の出発点の確認作業という性格も備えています。
*前後期で一部作品の展示替えがあります。
展覧会関連プログラム
その他の会期中イベント
ワークショップ「ポータブル・アートミュージアム」(9月1日)
学芸員によるギャラリートーク
日時 | 8月11日(日曜)、9月8日(日曜) 各日午後2時~2時30分 |
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県立機関活用講座 「戦争/美術」(全5回)
本展覧会に関連して「戦争/美術」をテーマに、美術評論、近現代史、写真史、近代文学史など各分野の専門家の方々を講師にお招きし、全5回の連続講演会を開催します。第1回 7月27日(土曜)
講師 椹木野衣氏(美術批評家、多摩美術大学教授)
1962年秩父市生まれ。同志社大学文学部文化学科卒業後、批評活動を始める。また村上隆やヤノベケンジ、飴屋法水らと挑発的な展覧会をキュレーション。近年は岡本太郎の再評価や戦争記録画の再考にも力を注いでいる。芸術人類学研究所所員。主な著書に『日本・現代・美術』(新潮社)、『戦争と万博』(美術出版社)など。
第2回 8月10日(土曜)
講師 古川隆久氏(日本大学文理学部教授)
1962年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。文学博士。広島大学講師、横浜市立大学助教授等を経て現職。専攻は日本近現代史。主な著書に『皇紀・万博・オリンピック』(中公新書)、『戦時議会』(吉川弘文館)、『戦時下の日本映画』(吉川弘文館)、『昭和天皇』(中公新書、サントリー学芸賞)など。
第3回 8月24日(土曜)
講師 小沢節子氏(近現代史研究者)
東京生まれ。国際基督教大学卒業後、早稲田大学大学院にて日本近現代史を学ぶ。文学博士。早稲田大学ほかで現代史を教える傍ら、戦時期及び戦後社会と芸術表現との関わりについても研究をつづけている。主な著書に『「原爆の図」描かれた<記憶>、語られた<絵画>』(岩波書店、倫雅美術奨励賞)など。
第4回 8月31日(土曜)
講師 光田由里氏(美術評論家)
西宮市生まれ。京都大学文学部卒業。渋谷区立松濤美術館学芸員。美術評論家連盟常任委員。近現代美術史および写真史が専門。主な著書に『写真、芸術との界面に 写真史 1910年代―70年代』(青弓社、日本写真協会学芸賞)、『安井仲治写真集』(共同通信社、倫雅賞)など。
第5回 9月7日(土曜)
講師 坪井秀人氏(名古屋大学大学院文学研究科教授)
1959年名古屋市生まれ。1987年名古屋大学大学院文学研究科満期退学。金沢美術工芸大学助教授等を経て名古屋大学大学院文学研究科教授。同研究科附属「アジアの中の日本文化」研究センター長。主な著書に『戦争の記憶をさかのぼる』(筑摩書房、やまなし文学賞)、『性が語る』(名古屋大学出版会、鮎川信夫賞)など。
時間 | 各日午後2時~4時 |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂 |
定員 | 各回70名(申込先着順受付) |
受講料 | 各回1,000円(任意の回数で申込み可) |
申込方法 | FAX、往復はがきのいずれかに、次のことを明記してお申込み下さい。 1:受講希望日 2:氏名(ふりがな) 3:郵便番号、住所 4:電話番号、FAX番号 5:メールアドレス 6:参加希望人数(同伴者の氏名(ふりがな)もお書きください) |
申込締切 | 各回とも定員に達し次第締切 |
申込先 | FAX. 046-875-2574 〒240-0111 三浦郡葉山町一色2208-1 神奈川県立近代美術館 管理課 「県立機関活用講座」係 |
お問合せ | 神奈川県立近代美術館 葉山 Tel. 046-875-2800 |
※全5回のうち、4回以上受講した方には修了証を差し上げます。
・「県立機関活用講座」申込チラシ(PDF/586KB)
先生のための特別鑑賞の時間
第4回 入門編(初めての方歓迎!)"美術館にはまだ行ったことがない"という方を歓迎します。これを機会に、ぜひ神奈川県立近代美術館へ足を運んでみてください。
日時 | 7月13日(土曜) 午前10時~12時 |
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内容 | 展覧会の鑑賞(第4回は「戦争/美術 1940-1950」展)、学芸員によるトーク(展覧会内容の解説や美術館の活動について)など。 |
対象 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的とする団体などに所属し、教育活動に従事する方。 |
申込方法 | 氏名、所属(学校名など)、電話番号、FAX番号をご記入のうえ、FAXでお申し込みください。 |
申込先 | 「第4回 先生のための特別鑑賞の時間」係 FAX 046-875-2968 |
・「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/375KB)
中高生のための鑑賞ワークショップ
「戦争/美術1940-1950」展の鑑賞が中心となるワークショップです。展覧会の内容や美術館の活動、学芸員の仕事についても解説します。
日時 | 7月28日(日曜) 午前10時~12時 8月1日(木曜) 午後2時~4時 8月22日(木曜) 午後2時~4時 |
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場所 | 葉山館 講堂および展示室 |
対象 | 中学生、高校生 |
定員 | 各日20名(申込先着順) |
申込方法 | 希望日、参加者全員の氏名、年齢、代表者の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAXまたは「問い合わせフォーム」からお申し込みください。 |
申込先 | 「中高生のための鑑賞ワークショップ」係 FAX 046-875-2968 |
その他の会期中イベント
18歳以下の方に「わくわくゆったりセット」を差し上げます!
夏休み期間中に神奈川県立近代美術館にご来館の18歳以下の方に、オリジナルグッズ「ポータブル・アートミュージアム」や、ミュージアムショップやカフェのサービス券などが入った「わくわくゆったりセット」を差し上げます。わくわくゆったりセットひきかえ券付きチラシを持って鎌倉館または葉山館に来てください(美術館にもチラシをおいてあります)。引換え 期間 |
7月20日(土曜)~9月1日(日曜)[月曜休館] ※オリジナルグッズ「ポータブル・アートミュージアム」はなくなり次第終了となります。 |
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対象 | 18歳以下の方 |
・「わくわくゆったりセット」ひきかえ券つきチラシ(PDF/979KB)
カタログフェア
葉山館1階エントランスにて、当館で発行されたカタログ、ポスター、絵はがき等を取りそろえ、特別販売いたします。8月17日(土曜)から8月30日(金曜)まで
(8月19日、26日(月曜)は休館)
営業時間:午前9時30分~午後4時30分
・カタログフェアチラシ(PDF/224KB)
ワークショップ「ポータブル・アートミュージアム」
展覧会を鑑賞したあと、わくわくゆったりセットに入っているオリジナルグッズ「ポータブル・アートミュージアム」を使って、自分だけの展覧会を作ります。日時 | 9月1日(日曜) 午後1時~3時 |
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場所 | 葉山館 講堂および展示室 |
対象 | 18歳以下(未就学児は保護者同伴) |
定員 | 20名(申込先着順) |
参加費 | 無料(ただし高校生以上の方は観覧券が必要です) |
申込方法 | 希望日、参加者全員の氏名、年齢、代表者の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAXまたは「問い合わせフォーム」からお申し込みください。 |
申込先 | 「ポータブル・アートミュージアム」係 FAX 046-875-2968 |
葉山館開館10周年記念座談会「これからの美術館」
神奈川県立近代美術館 葉山の開館10周年を記念し、ゲストを招いて、当館館長水沢勉とこれからの美術館について語り合う座談会を開催予定です。開催時刻が「戦争/美術1940-1950」展チラシ掲載情報(午後2-4時)から変更になりました。
お詫びとともに訂正申し上げます。どうぞご了承ください。
ゲスト | 福原義春氏(東京都写真美術館長) 草薙奈津子氏(平塚市美術館長) |
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聞き手 | 水沢勉(当館館長) |
日時 | 10月13日(日曜) 午後1時~3時 |
会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂 |
定員 | 70名(申込先着順) ※参加無料 |
申込 方法 |
参加希望のイベント名、参加者全員の氏名、代表者の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAX(葉山館:046-875-2968)、または神奈川県サイト内の「近代美術館への問い合わせ」フォームからお申し込みください。 |
展覧会図録の販売について
「戦争/美術 1940-1950」の展覧会図録は葉山館および鎌倉館のミュージアムショップでお求めいただけます。問い合わせ先:ミュージアムショップ 「オランジュ・ブル―」(葉山館)
電話 / FAX:046-877-5630
営業時間:午前10時~午後5時(美術館開館日のみ営業)
※6月8日(土曜)~6月30日(日曜)[月曜のぞく]は、葉山館展示替え休館中もミュージアムショップは営業します。この期間の営業時間は午前11時~午後4時となります。