10月11日、葉山館OPEN!
2003年3月に葉山に新しい美術館が竣工いたしました。神奈川県立近代美術館は、湘南葉山の海辺に長らく準備を重ねてきた葉山館の開館を、この秋10月11日に予定しております。葉山の新館が開館して、神奈川県立近代美術館は、三つの建物で活動を始めます。
三つの建物で構成される神奈川県立近代美術館の名称は次のようになります。
組織全体の名称:
神奈川県立近代美術館
建物個々の名称:
神奈川県立近代美術館 鎌倉(略称:鎌倉館)
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館(略称:鎌倉別館)
神奈川県立近代美術館 葉山(略称:葉山館)
今までは鎌倉にあった本部機能は、2003年7月から葉山館に移っています。
古都鎌倉の施設に加え、光あふれる葉山館により、神奈川県立近代美術館は三つの建物で新しい時代に向かって新たな美術館活動の歴史を刻んでいくことになります。
美術館活動の全体は、展覧会事業、作品と資料の収集、調査研究、普及事業を主な四つの柱としていきますが、一方で、来館する人々にとって美術館を、楽しめる場、くつろげる場、魅力あふれる場になるよう、心がけていきたいと考えています。とりわけ、遠くに伊豆半島、箱根、富士を一望する葉山館の海はすばらしく、レストラン、ショップもあり、美術館全体を味わうことが忘れがたい記憶となるでしょう。