特別講演 こどもに伝えるアート
≪シュルレアリスムの夢と幻想—イヴ・タンギーの場合≫
講師:マックス・アンリ・ドゥ・ラミナ(フランス語、通訳付き)
日時:2005年4月30日(土) 14時〜16時30分(13時30分開場)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山、講堂
主催:神奈川県立近代美術館
共催:ギャラリーTOM
対象:学校の先生、美術館学芸員、造形教育に携わっている方、一般の方
定員:70名
受講料:無料(ただし、配布資料代として700円を御用意下さい)
申込み:当日先着順
マックス・アンリ・ドゥ・ラミナ(Max-Henri de Larminat)氏は、1942年生まれのフランスの美術教育家。国立写真映画学校、パリ国立美術学校などを卒業の後、アーティストとして活動するとともに、造形美術を子どもたちに伝えるための教育活動にすぐれた成果をあげてきました。
とくにパリの世界的な現代美術館、ポンピドゥー・センターでは、1975年の「子どものアトリエ」開設以来、教育主任として、さまざまな実験的教育プログラムを主導し、教育的な視点による展覧会を組織してきており、ポンピドゥー・センターの美術教育図書「アートで遊ぼう」シリーズの著者としても知られています。
今回の特別講演では、ラミナ氏が20世紀最大の芸術運動であるシュルレアリスムの画家イヴ・タンギーを取り上げて、その造形のなぞを解き明かします。タンギーの不思議な絵画世界の秘密をどのようにして子どもたちに伝えるか、そのためにどのような分析、説明を行うか、興味深い探求の提起や、新鮮な教育プログラムの提案などを、スライドを交えながらお聞かせいただけることと思います。
学校で美術教育に携わっておられる先生方や、美術館における教育普及に取り組まれている方ばかりではなく、一般の方々にとっても楽しく有益なレクチャーが期待されます。ぜひご参加ください。
問合せ先:神奈川県立近代美術館 葉山 電話046-875-2800