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館の音楽を手がけた吉村弘さん、追悼

館の音楽を手がけた吉村弘さん、追悼

環境音楽作曲家・吉村弘さん(1940年 横浜生まれ)が、10月22日永眠されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
吉村さんは、横浜国際総合競技場の音環境デザインや地下鉄のサウンド・サインなどを制作した、日本での環境音楽の第一人者です。彼は葉山館と鎌倉館のために、開館と閉館の音楽を作ってくれました。
葉山館では、「午前中は海から山へ風が渡り、夕方は水平線に沈む太陽が海面に映える—自然の変化、空間の広がりを、館内にいながら体感できます。」(当館学芸員 水沢勉)(『読売新聞』2003年12月7日、p.35より抜粋)
鎌倉館では、蓮池にインスピレーションを得て、古都の歴史を感じさせる、人肌のぬくもりをもった音楽が流れます。
吉村さんの音楽は、朝は9時半の開館時、夕方は4時半と閉館5分前の4時55分にそれぞれ聴くことができます。葉山と鎌倉の美術館にいらした際には、ぜひ耳を傾けてみてください。

(写真提供:吉村洋子)





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