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中谷泰   なかたに たい (1909-1993)

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実らぬ稲

1954  油絵具、カンヴァス

70.7×37.8

中谷泰は、戦前・戦後を通じておもに春陽会に発表をつづけたが、戦後、美術団体連合展、日本アンデパンダン展、平和美術展、日本国際美術展とつぎつぎと積極的に発表の場を開拓し、その作風も、さまざまなものへと変化していった。《実らぬ稲》は、第1回現代日本美術展に《さかな》とともに出品されている。1951年に日本美術会のメンバーに加わったことも、こうした社会的なテーマに真正面から挑むきっかけになった。農民の両親のデフォルメされた手は、画面の下の母親の胸に抱かれた子どもに重ねられ、当時ケーテ・コルヴィッツの再評価を背景に戦後復興の気分のなかでしばしば取り上げられる母子モティーフとのつながりを感じさせる。父親の両手は、不作の稲穂を握り締めている。その後、中谷は炭鉱や「陶土」のシリーズによって、風景画家としての名声を確立するが、その視線は、いつでもこのような働く人々に共感をもって注がれていた。

凡例

■作品名

制作年 技法

寸法

[寸法の見方について]

洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm

彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm

版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm

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