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荻須高徳   おぎす たかのり (1901-1986)

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ル・ペック

1967  油絵具、カンヴァス

162.0×130.0

東京美術学校卒業後まもなく渡仏した荻須高徳は、第二次大戦中の一時期に日本に戻ったほかは、画家としての活動の拠点をフランスに求め、人生の50年余りをパリで過ごした。佐伯祐三を慕い、ユトリロに感銘を受けた荻須がモティーフとしたのは、ほとんどがパリ市内および近郊の建物だが、それは華やかな観光名所ではなく、そこで生活する者の眼がとらえた、下町の古びた街並みだった。ル・ペックとは、パリの西郊外にある小さな街。この作品には、なにげない街角の風景が愛着をもって描かれている。2本の路地が交差し、家々がひっそりと佇む。路地の狭さのため両側にそびえるように立っている建物は風雨にさらされ、壁は色あせている。その壁のもつ重厚なマティエールは、石でできたヨーロッパの建物の堅牢さを示している。どんよりとした灰色の空の下で吸い込む空気の冷たさ、しめった石の匂い、しんとした街の気配がこの絵から伝わってくるようだ。

凡例

■作品名

制作年 技法

寸法

[寸法の見方について]

洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm

彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm

版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm

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