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内田巌   うちだ いわお (1900-1953)

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1937  油絵具、カンヴァス

182.0×226.0

明治の文芸評論家内田魯庵の長男として生れた内田巌は、同世代の村山知義らの大正期新興美術の動きを意識しながらも、ヨーロッパの近代絵画の正統を継ぐリアリズムを追求することになった。《港》は、新制作派協会第2回展に出品された、内田巌中期の代表作のひとつである。俯瞰された小さなコンクリートの港と、その手前の小高い丘に、なにやら意味ありげに集まっている少女と子どもたち。右手に親子が描かれているが、ほとんど大人の存在を感じさせることはなく、どことも知れない風景とともに、奇妙な不安感が画面全体を支配している。大作でありながら、堂々とした感じを見せずに親密な雰囲気を醸しだしている。これは、内田にとっても、異色の作品であり、1930年代後半に忍び込みつつあった時代の不安を反映しているとも思われる。

凡例

■作品名

制作年 技法

寸法

[寸法の見方について]

洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm

彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm

版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm

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