展覧会
- 同時開催
- 日本・チェコ交流100周年 チェコ・デザイン100年の旅詳細を見る
企画概要
近年収蔵された作品を中心に紹介します。フィンセント・ファン・ゴッホの作品をはじめ、大正期の日本の新興美術に足跡を残したヴィクトル・N. パリモフやヴァーツラフ・フィアラの作品・資料、佐野繁次郎の貴重な戦前作品、末松正樹、下川勝、中西夏之、白石由子、横山智子、若林砂絵子、一之瀬ちひろの平面作品ほか、夭折の画家・中園孔二の絵画などを出品。砂澤ビッキ、岡崎和郎、西川勝人の彫刻を含め、約50点を展示します。
展覧会の見どころ
1. ファン・ゴッホ《パイプをくわえた医師ガシェの肖像》
ファン・ゴッホ唯一の銅版画といわれる作品。当館の収蔵品は、彫刻家の保田龍門が1921年にパリ近郊のオーヴェル=シュル=オワーズを訪れた際にガシェの子息から譲り受け、その後、実業家でコレクターの脇村禮次郎が所有していた貴重な一枚です。(※禮の字は正しくは「礼」の偏です。)
2. 3年ぶりの新規コレクション特集
購入・寄贈・寄託などにより近年コレクションに加わった多様な作品を展示して、日本の近現代美術とその国際的な交流を紹介します。
開催概要
- 会場
- 葉山館 展示室1
- 会期
- 2020年7月31日(金曜)– 9月22日(火曜・祝日)
- 休館日
- 月曜(8月10日、 9月21日は開館)
- 開館時間
- 午前9時30分 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般250円
20歳未満と学生150円
65歳以上と高校生100円
*中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。*企画展「チェコ・デザイン100年の旅」をご覧の方は、同展の観覧券で同日に限り本展をご覧いただけます。*ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜:8月2日、9月6日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く) でご覧いただけます。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止いたしますが、小さなお子様連れの方も遠慮なくご覧ください。*その他の割引につきましてはお問い合わせください。「割引・優待」のページをみる
- 主催
- 神奈川県立近代美術館
- 県立美術館・博物館の割引
- 県立の美術館・博物館の有料観覧券の半券提示で、観覧料が割引になります(観覧日から6ヶ月以内。葉山館の半券提示でも割引になります)。一部の展示を除き、65歳以上券、高校生券の割引適用はありません。その他の割引は各施設にお問い合わせください。 詳しくは神奈川県のウェブサイト(別ウィンドウが開きます)をご覧ください。
•近代美術館 葉山
電話:046-875-2800
•近代美術館 鎌倉別館
電話:0467-22-5000
•金沢文庫
電話:045-701-9069
•歴史博物館
電話:045-201-0926
•生命の星・地球博物館
電話:0465-21-1515
- 近隣館との相互割引
-
下記の施設の観覧券半券(観覧日から6か月以内)・年間パスポート(有効期限内)をお持ちの方は、当館の観覧料に割引が適用されます(1枚につき1回限り有効。65歳以上券を除く)。また、当館の有料観覧券の半券(観覧日から6か月以内)を茅ヶ崎市美術館で提示いただくと観覧料に割引料金が適用されます。
•茅ヶ崎市美術館
電話:0467-88-1177
作品紹介
-
フィンセント・ファン・ゴッホ
《パイプをくわえた医師ガシェの肖像》
1890年 エッチング、紙
神奈川県立近代美術館蔵 -
ヴィクトル・N. パリモフ 《水浴場》
1920年頃 油彩、厚紙
神奈川県立近代美術館蔵 -
砂澤ビッキ 《北の王と王妃》
1987年 木(胡桃、栓)
神奈川県立近代美術館蔵
Photo by YAMAMOTO Tadasu -
若林砂絵子 《Untitled [Works10]》
2002–04年 油彩、カンヴァス
神奈川県立近代美術館蔵 -
一之瀬ちひろ
《きみのせかいをつつむひかり(あるいは国家)について #021》
2019年 発色現像方式印画、紙
神奈川県立近代美術館蔵 -
中園孔二《Untitled》
2009年 油彩、カンヴァス
神奈川県立近代美術館蔵
Photo by KATO Ken/ Courtesy of Tomio Koyama Gallery
会場風景 (クリックすると拡大表示されます)
関連イベント
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酒井幸菜《空白の展示室にて》予告編オンライン公開
日時 2020年7月30日(木曜)より 場所 YouTube(外部サイト) https://youtu.be/gJDhyrrnyD0 -
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日時 2020年9月4日(金曜)より 場所 YouTube(外部サイト)https://youtu.be/V8ziJV54D1E -
クロストーク
「作品と空間について、ふたたび空白の展示室から」本展出品作家とゲスト、担当学芸員によるトーク(収録)をオンラインで公開します。 講師 酒井幸菜(振付家・ダンサー)
山本亮介(建築家)
三本松倫代(当館主任学芸員)日時 2020年11月28日(土曜)より 場所 YouTube(外部サイト)https://youtu.be/bVWrJ5iPFag