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宮崎進展 会期は2014年4月5日(土曜)から6月29日(日曜)まで 展覧会内容詳細はこちら

 

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休館日

月曜日(ただし5月5日は開館)

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 900円(団体800円)
20歳未満・学生 750円(団体650円)
65歳以上 450円
高校生 100円

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
    その他の割引につきましてはお問い合わせください。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第1日曜日(今回は4月6日、5月4日、6月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上を除く)でご観覧いただけます。
  • 無料開館日「国際博物館の日」
    5月18日(日曜)は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、FMヨコハマ

後援

鎌倉市、鎌倉エフエム放送、FMブルー湘南78.5MHz

協力

湘南ビーチFM、かながわ信用金庫、湘南信用金庫、東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社

優待のご案内

葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)


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《冬》 1968年 
油絵具・カンヴァス 33.8.×45.7cm 
個人蔵

《ラーゲリの壁(コムソモリスク第3分所)》 1988年 
ミクストメディア・麻布・合板 181.8×227.3cm 
高知県立美術館蔵

《すべてが沁みる大地》 1992年 
蜜蝋・油絵具・麻布・合板 41.8×33.2cm 
神奈川県立近代美術館蔵

《ナナエツの少女》 1996年 
石膏・着彩 75.0×55.0×28.0cm 
新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵

《横たわる》 2001年 
麻布・ミクストメディア・石膏・木 125.0×221.0×143.0cm 
作家蔵  photo ?S.ANZAI

《頭部》 2004年 
木・塗料・鉄 134.0×110.0×122.0cm 
神奈川県立近代美術館蔵 photo ?S.ANZAI

《泥土》(部分) 2004年 
ミクストメディア・麻布・合板 227.3×418.0cm 
神奈川県立近代美術館蔵

《習作「ヒロシマ」手》 2005年 
コンテ・紙 44.6×60.3cm 
個人蔵

アトリエの宮崎進 2001年頃

展覧会概要

 宮崎進は1922年に山口県徳山市(現周南市)に生まれ、20歳で日本美術学校を繰り上げ卒業し出兵、敗戦後1949年までシベリアに抑留されました。戦後、取材に基づく写実的な作品を展開し、1967年には《見世物芸人》で安井賞を受賞します。1974年には、神奈川県鎌倉市にアトリエを移し、そこで旺盛な創作活動を展開します。
 布のコラージュは1950年代から用いられていましたが、とくに1980年代以降、それらの作品の規模は大きくなり、抽象的になっていきます。
 2004年の第26回サンパウロ・ビエンナーレには、日本代表として《泥土》などの絵画や、立体作品《頭部》など12点を出品しました。
 宮崎の創作の根底には、敗戦と抑留の飢餓的状況の経験から見つめ直された人間の生命への強い想いがあります。
 本展覧会では、1950年代から近年に至る主要な作品、約70点の絵画と約10点の立体作品に、スケッチ類や取材写真などを加え、以下の5つの章によって宮崎進の人と芸術の全貌を回顧するものです。

Ⅰ 原風景/Ⅱ 忘れえぬ人々/Ⅲ 花咲く大地/ Ⅳ 立ちのぼる生命/ Ⅴ 創作の現場

■ 宮崎 進(みやざき しん) 略歴
1922 山口県生まれ。
1939 日本美術学校油画科入学。
1942 応召。敗戦後、シベリア抑留。
1949 帰国。日本海側から東北、北海道の各地を放浪する。 寺内萬次郎に師事。日展、光風会で発表・受賞を重ねる。
1967 《見世物芸人》で安井曾太郎記念賞受賞。
1980 山陽新幹線新山口駅にステンドグラス《秋吉台の四季》制作。
1985 長谷川仁賞。
1995 小山敬三賞。
1998 芸術選奨文部大臣賞、神奈川文化賞。
2004 第26回サンパウロ・ビエンナーレ日本代表。 高島屋、池田20世紀・下関市立・三重県立・新潟市立・平塚市立・笠間日動・京都市立・周南市・山口県立・横浜・酒田市・広島市現代・各美術館などで個展、展覧会多数。 多摩美術大学名誉教授、多摩美術大学美術館名誉館長。


本展の見どころ

●2004年のサンパウロ・ビエンナーレに出品された、縦2m・横4mを超える大作《泥土》(2004年、当館蔵) 、そして通常は広島市立大学内の壁面に常設展示されている、縦約2m・横約3.7mの大作《黒い大地(泥土)》(1998年、広島市立大学蔵)などの大型作品を、葉山館の天井高6mの空間に展示します。他にも縦約3.2m・横約2.7mの《冬の旅 1945》(2004年、当館蔵)、縦約2.3m・横約3.6mの《すべてが沁みる大地》(1998年、作家蔵)など、宮崎進の力量を物語る大型作品の数々を一挙展示します。

●普段なかなか見ることができない作家蔵や個人蔵の作品、また日本各地の美術館が所蔵する宮崎作品を一堂に会して展示する、またとない機会です。なお、本展は巡回しません。


『神奈川新聞』掲載の本展紹介記事・展評
下記リンクをクリックするとPDF記事を閲覧いただけます。((c)神奈川新聞社、禁無断転載)

PDF4月5日掲載「創作貫く強いメッセージ」水沢勉(PDF/1,662KB)
PDF5月4日掲載「漢詩への誘い(20)」岡崎満義氏(PDF/151KB)
PDF5月12、13、16日掲載「立ちのぼる生命 宮崎進展(上・中・下)」水沢勉、籾山昌夫、土居由美(PDF/347KB)



展覧会関連企画

開催記念講演会 「宮崎進の芸術」

日時 4月5日(土曜) 午後2時~3時30分
講師 辻 惟雄氏(美術史家、MIHO MUSEUM館長)
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 70名(当日先着順)
※申込不要・無料



開催記念館長トーク

日時 5月17日(土曜) 午後2時~3時30分
講師 水沢 勉(当館館長)
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 展示室
※申込不要、無料(ただし「宮崎進展」観覧券が必要です)

ワークショップ 「ドンゴロス鳥をつくろう」

ドンゴロス(麻布)と石膏、シュロ縄、木を使って、心の中に浮かぶイメージの鳥を作ります。(ドンゴロス:宮崎進の作品に用いられる、 コーヒー豆などを入れる粗い麻布のこと)
日時 5月24日(土曜) 午後1時~5時
講師 仲田 智氏(美術家)
講師ホームページ(外部サイト)へ
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂 および一色海岸
対象 小学校高学年以上
定員 15名(申込先着順)
※参加無料(ただし高校生以上は「宮崎進展」観覧券が必要です)
申込方法 参加希望のイベント名、参加者全員の氏名、代表者の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAX(葉山館:046-875-2968)、または神奈川県サイト内の「近代美術館への問合せ」フォームからお申し込みください。
「近代美術館への問合せ」フォーム


学芸員によるギャラリートーク

日時 4月10日(木曜)、5月31日(土曜)、6月22日(日曜)
各日午後2時~2時30分
※申込不要、無料(ただし「宮崎進展」観覧券が必要です)


無料開館日「国際博物館の日」

5月18日(日曜) は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。


先生のための特別鑑賞の時間

第2回 入門編(初めての方歓迎!)
"美術館にはまだ行ったことがない"という方を歓迎します。これを機会に、ぜひ神奈川県立近代美術館へ足を運んでみてください。
日時 6月7日(土曜) 午前10時~12時
内容 展覧会の鑑賞(第2回は「宮崎進展」)、学芸員によるトーク(展覧会内容の解説や美術館の活動について)など。
対象 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・ 社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的と する団体などに所属し、教育活動に従事する方。
申込方法 氏名、所属(学校名など)、電話番号、FAX番号をご記入のうえ、FAXでお申し込みください。
申込先 「第2回 先生のための特別鑑賞の時間」係
FAX 046-875-2968
申込締切 6月4日(水曜)
※参加は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。

詳しい内容についてはお問い合わせください。
「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/676KB)


展覧会図録の販売について

本展覧会の図録(2,400円、税込)は、会場内を撮影した写真を収録するため、発行は5月中旬を予定しております。展覧会初日より販売開始までの間は予約販売(送料をご負担いただきます)となりますことをご了承ください。予約販売はミュージアムショップ(葉山館および鎌倉館)で受け付けています。
[更新]5月17日より販売を開始しました。葉山館および鎌倉館のミュージアムショップにてお求めいただけます。
問い合わせ先:ミュージアムショップ 「オランジュ・ブル―」(葉山館)
電話 / FAX:046-877-5630
営業時間:午前10時~午後5時(葉山館開館日のみ営業)

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