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休館日
月曜日(ただし10月10日は開館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般600円(団体500円)
20歳未満と学生450円(団体350円)
65歳以上300円
高校生100円
※団体料金は20名以上から適用されます。
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。その他の割引につきましてはお問合わせください。
※「ファミリー・コミュニケーションの日」:毎月第1日曜日(今回は11月6日、12月4日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
無料開館日
11月3日(木曜・祝日)「文化の日」は、神奈川県立近代美術館で開催中の展覧会を無料でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
県立美術館・博物館の割引
県立の美術館・博物館の有料観覧券の半券利用で、観覧料が割引になります。(観覧日から6ヶ月以内。半券は回収させていただきます。) 一部の展示を除き、65歳以上券、高校生券の割引適用はありません。その他の割引は各施設にお問い合わせください。詳しくは神奈川県のウェブサイト(別ウィンドウが開きます)をご覧ください。
- 近代美術館 葉山(Tel.046-875-2800)
- 近代美術館 鎌倉別館(Tel.0467-22-5000)
- 金沢文庫(Tel.045-701-9069)
- 歴史博物館(Tel.045-201-0926)
- 生命の星・地球博物館(Tel.0465-21-1515)

《聖橋風景》
1940年 油彩・板
個人蔵

《聖橋とニコライ堂(スケッチ帖)》
1940年 インク・鉛筆・手製スケッチ帖
個人蔵

《立てる像下絵》
1942年 鉛筆・紙
神奈川県立近代美術館蔵

《立てる像》
1942年 油彩・カンヴァス
神奈川県立近代美術館蔵

《建物》
1935年 油彩・板に紙
神奈川県立近代美術館蔵

《R夫人像》
1941年 油彩・板
神奈川県立近代美術館蔵

《自画像》
1941年 油彩・板
神奈川県立近代美術館蔵

《象》
1943-46年頃 油彩・カンヴァス
神奈川県立近代美術館蔵
展覧会概要
1948年6月、松本竣介は病に倒れ36歳という若さで世を去りました。
東京に生まれ盛岡で少年時代を過ごした竣介は、戦前から活動を開始し、戦中には麻生三郎、靉光、寺田政明らと「新人画会」を結成。困難な時代においても自由な個の表現者であろうとする姿勢を貫きました。その彼の死から10年後の1958年、神奈川県立近代美術館では「松本竣介・島崎鶏二展」を開催しました。それが公立の美術館で松本竣介の作品がまとめて展示された初めての展覧会でした。
その後、当館はご遺族などからの寄贈を受け、1968年に旧鎌倉館の一室を「松本竣介記念室」として公開しました。1984年に鎌倉別館が開館してからしばらくの間、展示室の一部を「松本竣介コーナー」として展示替えしながら作品を紹介。さらに、2012年には生誕100年を記念し葉山館で大規模な回顧展を開催するなど、松本竣介は常に当館の活動のひとつの軸となってきました。
時代の不安な様相を独自の静謐さで包んだ都会風景や温かな視線が注がれた人物像、複雑に交錯するモンタージュと呼ばれる技法を応用した情景など、時代を超えて人々を魅了し続ける松本竣介の絵は、今や当館のコレクションにとって最も重要な位置を占めるばかりでなく、昭和前期の近代洋画史に欠くことのできないものとなっています。
今回の展覧会では、 2012年の回顧展を機に新たに発見された《聖橋風景》を含む油彩、素描とあわせて彼と関わりの深い作家の作品を展示するとともに、竣介が残したスケッチ帖などを手掛かりにして、その創造の原点を探ります。
松本竣介展出品リスト(PDF/394KB)
神奈川県のサイト「かなチャンTV」とYouTubeで、展覧会紹介番組の動画をご覧いただけます。(同一内容です)
かなチャンTV(外部サイト)へ
YouTube(外部サイト)へ
鎌倉別館の設計者は、前川國男の下で神奈川県立音楽堂・図書館(1954)を担当し、のちにメタボリズム・グループの一員としても知られる建築家の大髙正人。松本竣介展の会期中、鎌倉別館では建築の経緯や美術館活動の歴史を紹介する特別展示を行い、イベントを予定しています。11月に神奈川県の指定重要文化財に指定された鎌倉館についても紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
松隈洋氏による建築トーク&ツアー(11月27日)開催決定!
詳細はこちら

竣工時の鎌倉別館
撮影:大谷一郎
彫刻プロジェクトin鎌倉 2016
クリスマス・スペシャル(12月24日、25日)も開催!!

詳細はこちら
狩野志歩 新作イメージ © Shiho Kano
関連企画プログラム
■ 学芸員によるギャラリー・トーク
日時:10月23日(日曜)、12月4日(日曜)
各日午後2時~2時30分
*申込不要、参加無料(ただし「松本竣介」展の当日観覧券が必要です)
■ 連続講演会(県立社会教育施設公開講座)
「松本竣介 その魅力をさぐる」(全5回)
開講日・講師
第1回 10月8日(土曜)
松本莞氏(建築家・松本竣介次男)
第2回 11月5日(土曜)
寺田農氏(俳優・寺田政明長男) 聞き手:水沢勉(当館館長)
第3回 11月12日(土曜)
窪島誠一郎氏(「信濃デッサン館」 「無言館」館主)
第4回 11月26日(土曜)
天童荒太氏(小説家) 聞き手:長門佐季(当館主任学芸員)
第5回 12月17日(土曜)
歌田眞介氏(修復家・東京藝術大学名誉教授)
時間 | 各回午後1時30分~3時30分 (第1回のみ午後3時まで) |
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会場 | 鎌倉商工会議所会館 地下ホール 鎌倉市御成町17-29(鎌倉駅から徒歩5分) 鎌倉商工会議所会館へのアクセス(外部サイトへ) |
受講料 | 各回1,000円(任意の回数で申込可能)、受講料は当日現金でお支払いください。 *要申込(各回先着120名) |
申込方法 | 次の事項を明記し、FAX、ハガキ、神奈川県サイト内の「近代美術館への問合せ」フォーム(下記リンク)のいずれかでお申込みください。 1)受講希望回 2)氏名[ふりがな] 3)連絡先[郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス] 4)参加希望人数[同伴者の氏名・ふりがな] |
申込先 | 神奈川県立近代美術館 管理課「県立社会教育施設公開講座」係 〒240-0111 三浦郡葉山町一色2208-1 Fax. 046-875-2574 「近代美術館への問合せ」フォーム |
■ 先生のための特別鑑賞の時間
第6回 (初めての方歓迎!)
展覧会の鑑賞と学芸員の解説が中心の内容です。授業で子どもたちの鑑賞の能力を引き出すために、まず先生自身がゆっくり鑑賞し、感じたことや思ったことを話し合い、鑑賞の視点をみつけてください。
日時 | 12月18日(日曜) 午前10時30分~12時 |
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内容 | 「松本竣介 創造の原点」の鑑賞、担当学芸員による解説、鑑賞の授業案を話す、意見交換 |
対象 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・教育委員会社会教育施設(公民館等)・学習支援を目的とする非営利団体などに所属し、現在教育活動に従事する方 |
申込方法 | 参加希望のイベント名(第6回先生のための特別鑑賞の時間)、氏名・所属(学校名等)、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAXまたは神奈川県サイト内の「近代美術館への問合せ」フォームからお申し込みください。 お申し込み確認後、美術館からご連絡いたします。 |
申込先 | 「第6回 先生のための特別鑑賞の時間」係 FAX:0467-23-2464 ※ FAXの誤送信にご注意ください。 「近代美術館への問合せ」フォーム |
申込締切 | 12月14日(水曜) |
※参加は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
詳しい内容についてはお問い合わせください。
「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/144KB)
■ 鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー
鎌倉の小町通りと八幡宮周辺には、魅力的な文化施設が点在しています。このうち鎌倉市鏑木清方記念美術館、鎌倉市川喜多映画記念館、鎌倉国宝館、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館では、スタンプラリーを実施しています。期間中に、上記施設をめぐり、スタンプを3つ以上集めると、その場で素敵な景品がもらえます。ぜひご利用ください。
実施期間 | 2016年4月9日(土曜)~2017年1月15日(日曜) |
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スタンプ設置場所
- 鎌倉市鏑木清方記念美術館
- 鎌倉市川喜多映画記念館
- 鎌倉国宝館
- 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館(2016年12月25日まで)
※各施設の開館日についてはご確認のうえお越しください。
※景品がなくなり次第終了します。
※一度につきお一人様一枚の交換とさせていただきます。
「鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー」(PDF/1.71MB)