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休館日
月曜日(9月20日、10月11日は開館)
9月21日(火曜)、9月24日(金曜)、10月12日(火曜)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般 800円(団体700円)
20歳未満・学生 650円(団体550円)
65歳以上 400円
高校生 100円
- 団体料金は20名様以上から適用されます。
- 中学生以下、障害者の方は無料です。
- 「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1日曜日(今回は10月3日)は、18歳未満または高校生以下のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
優待のご案内
葉山館有料観覧券(65歳以上券をのぞく)をご提示いただきますと、同展会期中に限り、鎌倉館の展覧会に優待料金でご入場いただけます。

《黒い雨によせて/HISASHI 》1996年
撮影:山本糾

《HISASHI 》1991/1996年
撮影:山本糾

《P.M.ボール》 (《三種の心器》より)》
2004年
撮影:山本糾

《球体(月)》2010年 ・《ハウス》
1982-2006年
2010年6月
神奈川県立近代美術館 鎌倉
撮影:山本糾

《枝をたてる》2008年
2010年6月
神奈川県立近代美術館 鎌倉
撮影:山本糾
岡崎和郎(1930- )は、1960年代に独自の造形概念
「御物補遺」(ぎょぶつほい)を確立し、今日まで、オブジェを中心に、鋭敏なユーモアを湛えた精巧な作品の制作を続けています。
美術の世界に欠落した要素を補うものとしての作品という「御物補遺」のコンセプトに基づいて、日常の事物を型抜きや反転といった手法で鮮やかに造形化した岡崎の作品は、「補遺」の英訳[Supplement]のとおり、見る者の知覚を活性化し、通常の美術観を一新させる「栄養補助品(サプリメント)」として作用します。
その造形性と一貫した創作姿勢に加え、自らの戦争体験に根差した日本や人間存在についての深い洞察が込められた一連の作品は、日本の戦後美術のなかで近年その重要性をますます高めています。
庇をモティーフに部分と全体の境界を省察する「HISASHI」のシリーズによって、補遺の概念はその空間性をより強めてきました。公立美術館での個展としては13年振りとなる本展では、坂倉準三のモダニズム建築として知られる鎌倉館に、新作を含む約45点が配されることで、建築と周囲の環境、そして作品の世界が補完しあい、いわば美術館全体が「補遺の庭」となることでしょう。
「休息・再生・記憶」をテーマに、補遺の庭に展開される岡崎和郎の仕事と、その造形思考を紹介します。
岡崎和郎氏によるアーティスト・トーク
日時 | 10月10日(日曜) 午後2時より |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉 |
担当学芸員によるギャラリー・トーク
日時 | 第1回 9月20日(月曜・祝日) 水沢勉、三本松倫代 第2回 10月2日(土曜) 朝木由香、三本松倫代 いずれも午後2時より |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉 |
先生のための特別鑑賞の時間
日時 | 9月18日(土曜) 午後3時~5時 |
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内容 | ガイダンス、自由鑑賞 、ギャラリートーク、質問、相談の時間 |
対象 | 小・中・高・特別支援学校の教員・職員 |
申込用紙は下記よりダウンロードいただけます。
「先生のための特別鑑賞の時間 」