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休館日
月曜日(ただし、7月16日は開館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般 1000円(団体900円)
20歳未満・学生 850円(団体750円)
65歳以上 500円
高校生 100円
- 団体料金は20名様以上から適用されます。
- 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
- 「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1日曜日(今回は7月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上を除く)でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館、NHK 横浜放送局、NHK プロモーション
制作協力
NHK プラネット東北
優待のご案内
葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)

《郊外》1937 年 宮城県美術館

《黒い花》1940 年 岩手県立美術館

《R 夫人像》1941 年 神奈川県立近代美術館

《立てる像》 1942年 神奈川県立近代美術館

《りんご》1944 年 株式会社小野画廊

《Y 市の橋》1944 年頃 個人蔵

《ニコライ堂》 1941年頃 宮城県美術館

《彫刻と女》1948 年 福岡市美術館

《建物》 1948年 東京国立近代美術館
展覧会概要
昭和前期の日本美術界に大きな足跡を残し、36 歳で夭折した画家松本竣介。1912(明治45)年に東京で生まれた松本竣介は、少年時代を岩手で過ごしました。そして、中学入学を目前に病気で聴力を失ったことをきっかけの一つとして画家を志します。上京後は太平洋画会研究所へ通い、麻生三郎、靉光ら同世代の画家たちと交流を持ちながら制作に取り組み、1935(昭和10)年、第22 回二科展に《建物》で初入選。以降、建物や人々が幾重にも重なり合う都会風景や、大地に立つ自らの姿を大画面に描いた《画家の像》などの代表作を発表しました。
1936 年にはデッサンとエッセイによる雑誌『雑記帳』を 創刊するなど、文芸活動にも取り組みます。しかし、新たな世界を構築しようとしていた矢先の1948 年6 月、病のためその短い生涯を閉じました。
日中戦争から太平洋戦争へと戦争が拡大し、敗戦を迎えるという過酷な時代に、画家として、人間として、きわめて充実した生をまっとうした松本竣介は、突然訪れた死による中断にも関わらず、その後の日本の美術にとってひとつの里程標であり続けてきました。
松本竣介という画家の存在が、初めて公立美術館で大きく取り上げられたのは、神奈川県立近代美術館で1958 年に開催された島崎鶏二との二人展でした。
それから半世紀以上を経て、当館のコレクションの中でも最も重要な位置を占める画家松本竣介の全貌を、本展では作風や描かれたテーマに応じて全体の構成を4章に分けて紹介、代表作の油彩画約120 点のほか、彼の創作活動を知るうえでの手掛かりとなる素描作品約60 点も展示します。また、当時の写真や友人宛の書簡などの資料類も合わせて展示し、人間としての松本竣介像にも迫ります。
今年生誕100 年を迎える松本竣介の画業は、今なお多くの人の心を捉えて離しません。静謐な中にも深い詩情をたたえた松本竣介の世界をお楽しみください。
※7月3日(火)より、一部展示作品が替わります。
昭和前期の日本美術界に大きな足跡を残し、36 歳で夭折した画家松本竣介。1912(明治45)年に東京で生まれた松本竣介は、少年時代を岩手で過ごしました。そして、中学入学を目前に病気で聴力を失ったことをきっかけの一つとして画家を志します。上京後は太平洋画会研究所へ通い、麻生三郎、靉光ら同世代の画家たちと交流を持ちながら制作に取り組み、1935(昭和10)年、第22 回二科展に《建物》で初入選。以降、建物や人々が幾重にも重なり合う都会風景や、大地に立つ自らの姿を大画面に描いた《画家の像》などの代表作を発表しました。
1936 年にはデッサンとエッセイによる雑誌『雑記帳』を 創刊するなど、文芸活動にも取り組みます。しかし、新たな世界を構築しようとしていた矢先の1948 年6 月、病のためその短い生涯を閉じました。
日中戦争から太平洋戦争へと戦争が拡大し、敗戦を迎えるという過酷な時代に、画家として、人間として、きわめて充実した生をまっとうした松本竣介は、突然訪れた死による中断にも関わらず、その後の日本の美術にとってひとつの里程標であり続けてきました。
松本竣介という画家の存在が、初めて公立美術館で大きく取り上げられたのは、神奈川県立近代美術館で1958 年に開催された島崎鶏二との二人展でした。
それから半世紀以上を経て、当館のコレクションの中でも最も重要な位置を占める画家松本竣介の全貌を、本展では作風や描かれたテーマに応じて全体の構成を4章に分けて紹介、代表作の油彩画約120 点のほか、彼の創作活動を知るうえでの手掛かりとなる素描作品約60 点も展示します。また、当時の写真や友人宛の書簡などの資料類も合わせて展示し、人間としての松本竣介像にも迫ります。
今年生誕100 年を迎える松本竣介の画業は、今なお多くの人の心を捉えて離しません。静謐な中にも深い詩情をたたえた松本竣介の世界をお楽しみください。
※7月3日(火)より、一部展示作品が替わります。
18歳以下の方に「わくわくゆったりセット」を差し上げます
夏休み期間中、神奈川県立近代美術館にご来館の18歳以下の方に、ミュージアム・ショップのサービス券などが入った「わくわくゆったりセット」を差し上げます。今年の「わくわくゆったりセット」には、8月4日から葉山館で開催する「国立民族学博物館コレクション ビーズ イン アフリカ」展のオリジナルグッズも入っています。わくわくゆったりセット引換券付きチラシをもって葉山館または鎌倉館にご来館ください。引換券付きチラシは下記からダウンロードできます。
引換期間 | 7月21日(土曜)から9月9日(日曜)まで[月曜休館、葉山館では7月23日から8月3日まで展示替えのため休館] |
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対象 | 18歳以下の方 |
わくわくゆったりセットひきかえ券付きチラシ
展覧会関連プログラム
講演会1 「松本竣介と都市風景の発見」(仮題)
日時 | 7月7日(土曜) 午後2時~4時 |
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講師 | 海野弘氏(美術史家) |
会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂 |
定員 | 70名(要申込、先着順) 無料 |
申込 方法 |
住所、氏名、電話・Fax番号、メールアドレスをご記入の上、Faxまたはメールでお申し込みください。 |
申込先 | Fax:046-875-2968 メール:public@moma.pref.kanagawa.jp |
講演会2 「松本竣介とその時代」
日時 | 7月14日(土曜) 午後2時~4時 |
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講師 | 長門佐季(当館主任学芸員) |
会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂 |
定員 | 70名(申込不要、当日先着順受付) 無料 |
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 | 6月16日(土曜)、6月30日(土曜)
各回午後2時より |
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先生のための特別鑑賞の時間
第3回 入門編
"神奈川県立近代美術館にはまだ行ったことがない"という方を歓迎する回です。 これを機会に、美術館にぜひ来てください。
日時 | 6月30日(土曜) 午前10時~12時 |
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内容 | 展覧会の鑑賞、鑑賞のためのアイディアの紹介 +鑑賞活動に関する相談の時間、学芸員によるトーク、美術館を利用した授業の事例紹介など(回によって異なります) |
対象 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・ 社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的と する団体などに所属し、教育活動に従事する方 |
詳しい内容については、下記の申込用紙付チラシをご覧ください。
「先生のための特別鑑賞の時間 」