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休館日
月曜日(ただし12月23日、1月13日は開館)
12月29日(日曜)~1月3日(金曜)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 700円(団体600円)
20歳未満・学生 550円(団体450円)
65歳以上 350円
高校生 100円
- 団体料金は20名様以上から適用されます。
- 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
その他の割引につきましてはお問い合わせください。 - 「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1 日曜日(今回は2014年1月5日、2月2日、3月2日)は、18 歳未満のお子様連れのご家族は、優待料金(65 歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
優待のご案内
葉山館有料観覧券(65歳以上券をのぞく)をご提示いただきますと、同展会期中に限り、鎌倉館の展覧会に優待料金でご入場いただけます。

岸田劉生《初夏の麦畑と石垣》 1920年
油彩、カンヴァス

内田巌《トランプ》 1934年
油彩、カンヴァス

藤牧義夫《つき》 1934年
木版、手彩色、紙

川端実《作品B》 1961年
油彩、カンヴァス

松本陽子《思考回路Ⅰ》 2005年
油彩、カンヴァス
※すべて神奈川県立近代美術館蔵
美術作品がひとつの視覚的世界として立ち現れるとき、これを「目に見えるようにする」のは、実在する外光と、作品の内なる空間を満たす光──色彩と明暗によって構成されるイメージであるといえます。
西洋の遠近法と陰影法による写実表現を「真に迫る」技として驚嘆をもって学び入れた高橋由一(1828-1894)、松岡壽(1862-1944)らにはじまる明治期の日本近代洋画から、黒田清輝(1866-1924)らが取り入れた外光派の柔らかな色彩、そして大正期の萬鉄五郎(1855-1927)や岸田劉生(1891-1929)が追求した鮮明な光。1930年代には、内田巌(1900-1953)が静謐なリアリズムに時代の不安な空気を、阿部合成(1910-1972)や三岸好太郎(1903-1934)が具象表現にシュールレアリスムティックな感覚を帯びさせる一方で、谷中安規(1897-1946)や藤牧義夫(1911-1935)が木版画で「輝く闇」とも形容すべき幻想的な世界を描き出すなど、技法の成熟と時代の諸相を反映した、さまざまな「リアル」のかたちが展開しました。
さらに、カンヴァス上の平面全体を、光をめぐるイメージの実験場とした戦後の抽象表現主義から、空間そのものを作品とする現代美術の内藤礼(1961-)や青木野枝(1958-)まで、「光の現れ」に焦点を当てて当館のコレクション約80点を紹介し、近現代美術にみられる多様な現実感のありかたを考えます。
西洋の遠近法と陰影法による写実表現を「真に迫る」技として驚嘆をもって学び入れた高橋由一(1828-1894)、松岡壽(1862-1944)らにはじまる明治期の日本近代洋画から、黒田清輝(1866-1924)らが取り入れた外光派の柔らかな色彩、そして大正期の萬鉄五郎(1855-1927)や岸田劉生(1891-1929)が追求した鮮明な光。1930年代には、内田巌(1900-1953)が静謐なリアリズムに時代の不安な空気を、阿部合成(1910-1972)や三岸好太郎(1903-1934)が具象表現にシュールレアリスムティックな感覚を帯びさせる一方で、谷中安規(1897-1946)や藤牧義夫(1911-1935)が木版画で「輝く闇」とも形容すべき幻想的な世界を描き出すなど、技法の成熟と時代の諸相を反映した、さまざまな「リアル」のかたちが展開しました。
さらに、カンヴァス上の平面全体を、光をめぐるイメージの実験場とした戦後の抽象表現主義から、空間そのものを作品とする現代美術の内藤礼(1961-)や青木野枝(1958-)まで、「光の現れ」に焦点を当てて当館のコレクション約80点を紹介し、近現代美術にみられる多様な現実感のありかたを考えます。
ワークショップ
「光でえがく場所:色と線でフィルムに直接描く映画制作」
日時 | 2014年3月9日(日曜) 午後2時~5時30分 ※終了予定時刻がチラシ掲載情報から変更になりました |
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講師 | 石田尚志氏(美術家/映像作家) |
会場 | 神奈川県立近代美術館 鎌倉 |
定員 | 15名(中学生以上、申込先着順) ※参加無料 |
申込方法 | 参加希望のイベント名、参加者全員の氏名と年齢、代表者の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、FAX(鎌倉館:0467-23-2464)、または神奈川県サイト内の「近代美術館への問い合わせ」フォームからお申し込みください。 |
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 | 2014年2月1日(土曜)、3月8日(土曜) 各日午後2時より |
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先生のための特別鑑賞の時間
第8回 レベルアップ編美術館利用についてより具体的に知っていただくために、美術館の教材(「Museum Box 宝箱」「ポータブル・アートミュージアム」など)についてご紹介します。
日時 | 2月1日(土曜) 午前9時30分~12時30分 |
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内容 | 展覧会(第8回は「光のある場所」展、「彫刻の近代 特別展示:ズビネック・セカール」展の鑑賞)、を自由に鑑賞する時間と、鑑賞や美術館利用について学芸員と一緒に考える時間の二本立てです。 |
対象 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・ 社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的と する団体などに所属し、教育活動に従事する方。 |
申込 方法 |
氏名、所属(学校名など)、電話番号、FAX番号をご記入のうえ、FAXでお申し込みください。 |
申込先 | 「第8回 先生のための特別鑑賞の時間」係 FAX 0467-23-2464 |
「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/553KB)