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休館日
月曜日(ただし5月5日は開館)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 700円(団体600円)
20歳未満・学生 550円(団体450円)
65歳以上 350円
高校生 100円
- 団体料金は20名様以上から適用されます。
- 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
その他の割引につきましてはお問い合わせください。 - 「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1日曜日(今回は4月6日、5月4日、6月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。 - 無料開館日「国際博物館の日」
5月18日(日曜)は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
優待のご案内
鎌倉館有料観覧券(65歳以上券をのぞく)をご提示いただきますと、同展会期中に限り、葉山館の展覧会に優待料金でご入場いただけます。

〈銅のメモ〉より 1975年 モノタイプ銅版

《RS 19-b》 1989年 腐蝕銅版

《THM》 1982+87年 腐蝕銅版

《RU 10》 1988 年 腐蝕銅版

〈銅のメモ〉より 1976年 モノタイプ銅版

《ZY 11》 1991年 腐蝕銅版

《滴 2》 1981+87年 トタン板腐蝕
※すべて神奈川県立近代美術館蔵
展覧会概要
申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)
"美術館にはまだ行ったことがない"という方を歓迎します。これを機会に、ぜひ神奈川県立近代美術館へ足を運んでみてください。
※参加は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
詳しい内容についてはお問い合わせください。
「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/676KB)
※景品がなくなり次第終了します。
※一度につきお一人様一枚の交換とさせていただきます。
・「鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー」チラシ(PDF)
このたび神奈川県立近代美術館 鎌倉では「一原有徳 1910-2010 版―無限の可能性」を開催いたします。
一原有徳(1910-2010)は、徳島県那賀川町に生まれ、3歳の時に家族とともに北海道に渡り、小樽を拠点に旺盛な版画制作を行いました。1950年代後半、最初に、石版石を用いたモノタイプに着手。以来、一貫してモノタイプと実験的な金属凹版による表現を探求し、国内外で高い評価を得ています。銅、鉄、亜鉛、アルミニウム、ステンレス、あるいは廃車のボディといった金属の表面を、叩き、削り、腐蝕させて版とし、既存の常識を打ち破り、版画の可能性を拡張し続けました。
本展では、抽象表現でありながら、鑑賞者の想像力を刺激してやまない、一原有徳の「版の世界」を一望します。
版から生まれる一原有徳の世界
1910年に生まれ2010年に100歳で他界した一原は、17歳で逓信省小樽貯金局に事務員として入局し43年間勤務しました。1928年頃から俳句の創作を開始。1958年に銅版プレス機を入手し、その頃より本格的な版画制作を始めています。若い頃は北海道に数多く残っていた処女峰をことごとく踏破する登山家としても知られ、句作のみならず、兵隊体験などを小説にする多才な人でもありました。1970年小樽貯金局を退職。以後、 創作活動に専念。その年、小説『乙部岳』が太宰治賞候補にもなっています。
本展では、当館の一原作品のコレクションから厳選した、60年代から90年代の版画作品を展覧します。 鏡にも似た「版」という構造から出現したそれらの作品群には、儚いものへの憧憬も、得体の知れぬものへの不安も、渾然一体となって画面にたゆたっています。そしてたゆたいながら浮沈するそのモノクロームの色や形は、終わることのないメビウスの輪のような、収束不能の情動として、宇宙をも感じさせる無限の可能性をわたしたちに呈示し続けています。
一原有徳(1910-2010)は、徳島県那賀川町に生まれ、3歳の時に家族とともに北海道に渡り、小樽を拠点に旺盛な版画制作を行いました。1950年代後半、最初に、石版石を用いたモノタイプに着手。以来、一貫してモノタイプと実験的な金属凹版による表現を探求し、国内外で高い評価を得ています。銅、鉄、亜鉛、アルミニウム、ステンレス、あるいは廃車のボディといった金属の表面を、叩き、削り、腐蝕させて版とし、既存の常識を打ち破り、版画の可能性を拡張し続けました。
本展では、抽象表現でありながら、鑑賞者の想像力を刺激してやまない、一原有徳の「版の世界」を一望します。
版から生まれる一原有徳の世界
1910年に生まれ2010年に100歳で他界した一原は、17歳で逓信省小樽貯金局に事務員として入局し43年間勤務しました。1928年頃から俳句の創作を開始。1958年に銅版プレス機を入手し、その頃より本格的な版画制作を始めています。若い頃は北海道に数多く残っていた処女峰をことごとく踏破する登山家としても知られ、句作のみならず、兵隊体験などを小説にする多才な人でもありました。1970年小樽貯金局を退職。以後、 創作活動に専念。その年、小説『乙部岳』が太宰治賞候補にもなっています。
本展では、当館の一原作品のコレクションから厳選した、60年代から90年代の版画作品を展覧します。 鏡にも似た「版」という構造から出現したそれらの作品群には、儚いものへの憧憬も、得体の知れぬものへの不安も、渾然一体となって画面にたゆたっています。そしてたゆたいながら浮沈するそのモノクロームの色や形は、終わることのないメビウスの輪のような、収束不能の情動として、宇宙をも感じさせる無限の可能性をわたしたちに呈示し続けています。
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 | 4月12日(土曜)、5月24日(土曜) 各日午後2時から |
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無料開館日「国際博物館の日」
5月18日(日曜) は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。先生のための特別鑑賞の時間
第1回 入門編"美術館にはまだ行ったことがない"という方を歓迎します。これを機会に、ぜひ神奈川県立近代美術館へ足を運んでみてください。
日時 | 5月10日(土曜) 午前10時~12時 |
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内容 | 展覧会(第1回は「一原有徳 1910-2010」展、「新収蔵作品展 併陳:小泉淳作デッサン展」)の鑑賞、学芸員によるトーク (展覧会内容の解説や美術館の活動について)など。 |
対象 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・ 社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的と する団体などに所属し、教育活動に従事する方。 |
申込 方法 |
氏名、所属(学校名など)、電話番号、FAX番号をご記入のうえ、FAXでお申し込みください。 |
申込先 | 「第1回 先生のための特別鑑賞の時間」係 FAX 0467-23-2464 |
申込 締切 |
5月7日(水曜) |
詳しい内容についてはお問い合わせください。
「先生のための特別鑑賞の時間」申込みチラシ(PDF/676KB)
鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー
鎌倉の小町通りと八幡宮周辺には、魅力的な文化施設が点在しています。このうち鎌倉市鏑木清方記念美術館、鎌倉市川喜多映画記念館、鎌倉国宝館、神奈川県立近代美術館 鎌倉では、スタンプラリーを実施しています。期間中に、上記施設をめぐり、スタンプを3つ以上集めると、その場で素敵な景品がもらえます。ぜひご利用ください。実施期間 | 2014年4月5日(土曜)~12月14日(日曜) ※各施設の開館日についてはご確認のうえお越しください。 |
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スタンプ設置場所 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館
鎌倉市川喜多映画記念館 鎌倉国宝館 神奈川県立近代美術館 鎌倉 |
※一度につきお一人様一枚の交換とさせていただきます。
・「鎌倉ミュージアムめぐり・スタンプラリー」チラシ(PDF)