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画家の眼差し、レンズの眼 近代日本の写真と絵画 Photographs and Paintings in Modern Japanese Art 会期は2009年6月27日(土曜)から8月23日(日曜)まで 展覧会内容詳細はこちら




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休館日

月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火曜)

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 1000円(団体900円)
20歳未満・学生 850円(団体750円)
65歳以上 500円
高校生 100円 ( ただし、高校生の方は6月末までは無料です。)

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 中学生以下の方、障害者の方はすべて無料です。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第一日曜日(今回は7月5日、8月2日)は、18 歳未満または高校生以下のお子様連れのご家族は、全員無料でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館
日本経済新聞社

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安藤仲太郎 《日本の寺の内部》 
1893年 油彩、カンヴァス 当館蔵

《Inside Asakusa Temple Tokio(浅草寺内部 東京)》 
明治時代 鶏卵紙 
国際日本文化研究センター蔵(前期のみ展示)

福田平八郎 《漣》 
1932年 絹本着色 
大阪市立近代美術館建設準備室蔵 (後期のみ展示)

岡本東洋 《漣》 
1936年 『美術写真大成 秋1』 (後期のみ展示)

五姓田芳柳 《浅野公 夫婦の肖像》 
1882年 絹本彩色 星野画廊蔵

 19世紀に日本に西洋から伝わった洋画と写真、そして印刷技術。これらの技術は19世紀から20世紀にかけての美術にさまざまな変化をもたらしました。とくに写真というレンズを通して見える世界は、新しいメディアとして人々の知覚にこれまでにない驚きと発見を与え、絵画にも大きな影を投げかけました。伝来当初「迫真」という点において、画家は絵画の題材を写真から採るなどして絵画と写真の相互的な関係を活用しましたが、明治半ば以降、写真の芸術性が唱えられるようになると、写真家は絵画を意識した写真を制作するようになります。「ピクトリアリズム(絵画的写真)」と呼ばれるそれらの写真は、絵画との関係を考える上で欠くことはできません。大衆化が進む一方で、写真ならではの表現による「芸術写真」が生まれてきます。絵画と写真はつねに互いを意識し影響しあいつつも、独自の表現を追求してきました。

  これまでにもヨーロッパにおける絵画と写真に関しては紹介されることはありましたが、近代日本という舞台で、絵画と写真の関係を実際の作品として並置させて知覚の表現手段としてどう互いに影響しあい、または自律していったかということを検証した機会はあまりありませんでした。今回の展覧会では、まずは19世紀の新しい視覚体験として少なからず衝撃を与えた写真の登場からはじめ、写真と油彩画、日本画あるいは版画といういくつかのメディアを対比させて、幕末から1939年の国画会の写真部門創設をひとつの区切りとして、日本でのリアリズムの問題や近代絵画、近代写真の成立を考える試みです。写真50点、油彩画50点、日本画20点、版画80点、総計約200点を展示いたします。

会期中、一部作品の展示替えを行います。 
前期 6月27日~7月26日 後期 7月28日~8月23日

 

講演会 「写真の自立―美術としての写真」

講師 岡塚章子(江戸東京博物館 学芸員)
日時 7月19日(日曜) 午後2時~4時
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 先着70 名(要申込)、無料
申込
方法
住所、氏名、電話番号、ファクス番号をお書きの上、
ファクスにてお申込ください。
申込先 神奈川県立近代美術館 葉山 
ファクス 046-875-2968
申込
締切
7 月12 日(日曜)
※定員に達した場合は受け付けを締め切ります。

 

担当学芸員によるギャラリートーク

日時 2009年7月4日(土曜)
8月8日(土曜)
いずれも午後2時より
会場 神奈川県立近代美術館 葉山
予約不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

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