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須田国太郎展 会期は2012年4月7日(土曜)から5月27日(日曜)まで 展覧会内容詳細はこちら

 



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休館日

月曜日(ただし、4月30日は開館)

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 1000円(団体900円)
20歳未満・学生 850円(団体750円)
65歳以上 500円
高校生 100円

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第1日曜日(今回は5月6日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上を除く)でご観覧いただけます。
  • 無料開館日
    5月18日(金曜)「国際博物館の日」:この日は神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館、日本経済新聞社

特別協力

京都国立近代美術館

優待のご案内

葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)


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《ハッカ》 1922年 公益財団法人上原近代美術館

《自画像》 1929年 京都国立近代美術館

《グレコ・イベリアの首》 1931年 京都国立近代美術館

《筆石村》 1938年 静岡県立美術館

《雪の比叡山》 1940年 神奈川県立近代美術館

《窪八幡》 1955年 東京国立近代美術館

展覧会概要

 洋画家須田国太郎(1891-1961)が生まれて120年、亡くなって50年が経ちました。今まで須田国太郎の芸術は、高い評価を得てきましたが、東日本大震災や原発問題に端を発した不安定な政治的な情勢や、経済的な行き詰まりのなかにあって、自然や人間の本質を真摯に追求した須田国太郎の絵画は、ますます多くの人々の心にしみわたり、ときに安らぎを与え、いよいよその芸術的な価値が増していくように思われます。
 須田国太郎は、京都大学で美学・美術史を学び、並行して関西美術院でデッサンを学びました。その後、スペインに留学し、ヴェネツィア派の色彩理論や、バロック絵画の明暗法を研究しています。同時にまた、ヨーロッパ各地を訪ね歩き、西洋絵画の底に流れるレアリスムの表現の探究に努め、さらに、最新の芸術思潮を吸収することにも積極的でした。
 帰国後は、西洋絵画を基礎にしながら、日本独自の油彩画を生み出そうと努力を重ね、その成果は独立美術協会展を中心に発表されていきました。そこには、ひとりの画家の創作活動に対する厳しい態度が認められ、ひるむことのない孤高の軌跡を見出すことができるでしょう。困難な時期にあって、須田国太郎の強靭な精神にあふれたその芸術に接することで、新たなる生きる力を得ることを願っております。
 このたびの展覧会は、神奈川、茨城、石川、鳥取、京都、島根と巡回する回顧展となります。1932年に東京銀座の資生堂画廊で開催された第一回個展出品作や独立美術協会展出品作などを中心に、須田国太郎の風景や草花、鳥や動物などを描いた主要作品約130点で構成して、独特の深遠な境地に到達した須田国太郎の世界を回顧しようとするものです。


展覧会関連プログラム

講演会「須田国太郎の形と色」


講師 原田平作氏(大阪大学名誉教授)
日時 5月19日(土曜) 午後2時~4時
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 70名(要申込、先着順) 無料
申込
方法
住所、氏名、電話・Fax番号、メールアドレスをご記入の上、Faxまたはメールでお申し込みください。
申込先 Fax:046-875-2968 
メール:public@moma.pref.kanagawa.jp
原田平作氏 略歴: 1933年生まれ、美術史家、大阪大学名誉教授。62年から87年まで京都市美術館勤務、学芸課長。63年の『須田国太郎』(美術出版社)出版に協力。78年の小田急グランドギャラリーでの須田国太郎展に参画。87年から阪大教授。97年退官後、白鳳女子短期大学人間学科科長、愛媛県美術館館長もつとめた。醍醐書房代表でもある。

担当学芸員によるトーク

日時 4月14日(土曜)、5月12日(土曜)
各回午後2時~2時30分
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 70名(申込不要、当日先着順受付) 無料


無料開館日

5月18日(金曜)「国際博物館の日」:この日は神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。



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