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「若林奮 飛葉と振動」展クロージング・イベント クロス・トーク[ゲスト:山口啓介氏(美術家)×館長](12月23日)

葉山館で開催中の「若林奮 飛葉と振動」展のクロージング・イベントとして、ゲストに美術家の山口啓介氏をお招きして、当館館長の水沢勉とのクロス・トークを12月23日に開催します。
なお、この日は「若林奮 飛葉と振動」展の会期最終日となります。クロージング・イベントにぜひご参加ください。


<クロス・トーク ゲスト×館長>

ゲスト:山口啓介氏(美術家)
日時:12月23日(水曜・祝日)  午後2時~3時
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室

*申込不要、参加無料(ただし「若林奮 飛葉と振動」展の当日観覧券が必要です)


山口啓介(やまぐち けいすけ 美術家)

 1962年、兵庫県に生まれる。武蔵野美術大学卒。大型の銅版画を発表。1990年、初個展(ヒルサイドギャラリー、東京)。同年、「第18回日本国際美術展」で佳作賞・東京国立近代美術館賞、「現代の版画1990」で松濤美術館賞。1991年、「第20回現代日本美術展」で毎日現代美術大賞、「第19回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ招待部門」に出品、「大阪トリエンナーレ1991」で銀賞を受賞。
 1992-93年、Asian Cultural Councilによるニューヨーク派遣や文化庁在外研修によるフィラデルフィア、ペンシルヴァニア大学滞在を機に、原爆や核の問題に関心を持ち始める。以後、自然環境と人間を主題にした創作を展開。版画から絵画、立体へと制作の幅を広げる。1994年、大型版画と銅製の船を組み合わせたインスタレーション《Calder Hall Ship Project》を発表。1995-97年、「大阪トリエンナーレ1994」で関西ドイツ文化センター・デュッセルドルフ市特別賞により渡独。絵画シリーズ<原子力発電所>、<Colony>を制作。植物を用いた<カセットプラント>をもとに、以後、ワークショップ「カセットプラントファクトリー」を展開。東日本大震災後、立体の《歩く方舟》を発表。
 晩年の若林奮と親交を持つ。「芸術と自然 若林奮・大久保英治・山口啓介 美濃加茂自然環境会議2000展」(みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム、2000年)、「版画再考展」(press実行委員会、文房堂ギャラリー、2001年)。

主な個展:「植物の心臓、宇宙の花」(西宮市大谷記念美術館、2002年)、「空気柱/光の回廊」(高崎市美術館、2003年)、「いのちを考える 山口啓介と中学生たち」(伊丹市立美術館他、2005年)など。2015年11月7日~12月13日「山口啓介 原―ききとり 歩く方舟、海を渡る星図、震災後ノート」(いわき市立美術館)に続き、12月19日~2016年4月3日「山口啓介|カナリア」(豊田市美術館)を開催。


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