ホーム   >   コレクション   >   アーカイブ

アーカイブ

神奈川県立近代美術館アーカイブ

神奈川県立近代美術館アーカイブについて

1951年に日本で最初の公立近代美術館として開館した神奈川県立近代美術館には、その建物の建設から現在にいたるまで、約70年の歴史があります。1984年開館の鎌倉別館、2003年開館の葉山館と3館あわせてこれまでに企画・開催してきた展覧会は700回を超えています。また、展覧会を通じて内外の美術を紹介するとともに、講座やイベントなどさまざまな活動も展開してきました。いわば美術館の活動そのものが重要なアーカイブの対象であるといえるでしょう。一方、これまでの活動において関わりのあった作家の資料も収集してきました。当館では、2016年の鎌倉館閉館を機にこれらの資料の整理をはじめ、2019年10月の鎌倉別館リニューアル・オープンにあわせて、美術館アーカイブとして順次公開を進めていきます。旧鎌倉館を設計した建築家・坂倉準三の師であるル・コルビュジエが構想した「無限成長美術館」のコンセプトにならい、「無限成長アーカイブ」を目指し、3つの活動を軸に取り組んでいきます。

建築資料・・・・
当館の建築に関する写真や映像記録、図面など
展覧会資料・・・
展覧会の印刷物、会場風景写真、映像など
イベント資料・・
イベントに関する印刷物、画像、音声、映像記録など
作家資料・・・・
作家の蔵書やメモ、写真など、芸術活動に関する記録

活動

持続性のある開かれたアーカイブへ

*蓄積・収集・・・
美術館という場を核に人や歴史を繋いでいく。
*整理・保存・・・
多種多様な資料を適切に保存し未来に伝える。
*研究・活用・・・
データベースを構築し、ウェブサイト等を通じて国内外へ広く発信する。

※動画に音声はありません。


利用案内


主に研究者を対象として、所蔵資料の閲覧・調査を受け付けています。
ご希望の方は、下記の[注意事項]をご確認のうえ、以下の1~9を記して神奈川県サイト内「近代美術館への問い合わせ・コメント」フォーム(別ウィンドウが開きます ※)よりご連絡ください。内容を確認し館内で検討・内定したのちに、当館「企画課」より正式な申請書をお送りします。
※開いた画面で「利用者登録せずに申し込む方はこちら」をクリックしてください。
 
1. フォーム入力欄の文頭に「アーカイブ閲覧希望」とお書きください。
2. 氏名(複数人の場合は全員分[介助者が作品に触れる場合はそれも含む]・以下同)
3. 所属
4. 住所
5. 電話番号
6. メールアドレス
7. 閲覧希望の資料の詳細
(「アーカイブ検索」(別ウィンドウが開きます)で表示される「番号」と「名称」をお知らせください)
8. 目的(具体的にお書きください。論文の発表先、本調査が反映される展覧会など)
9. 希望日時(第 3 候補まで。原則として開館時間内、申請日から1か月以上先とします)

[注意事項]

  • 研究以外の理由で閲覧を希望される場合は、お断りをすることがあります。
  • 本件は閲覧のみの申請であり、資料を引用・複写するなどの二次利用に関しては、原則として閲覧者当人に著作権者の許諾を得ていただきます。その際に著作権法などにおいて問題が生じた際は、閲覧者がすべての責任を負うものとします。
  • 準備と資料保護のため、原則として一回の閲覧は2時間以内、閲覧できる資料は5点までとさせていただきます。
  • 資料によっては、保存上の観点などから閲覧がかなわない場合があります。
  • 日程の調整に日数を要することがあります。
  • 閲覧は、資料を保管する場所(葉山館もしくは鎌倉別館)で行っていただきます。
  • 資料のお取り扱いには十分ご注意ください。
  • その他詳細に関しましては、お問い合わせを確認したのちに担当者から説明させていただきます。
  •     

ページトップへ