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連続講演会「移動するモダニズム」第1回「関東大震災とモダニストの想像力」講師:ジェニファー・ワイゼンフェルド氏

葉山館

2023年11月4日

毎年ひとつのテーマをたて、一流の講師をお招きする連続講演会。2023年度は葉山館を会場に、全3回で開催します。
開館20周年を迎えた葉山館で開催中の「100年前の未来 移動するモダニズム 1920–1930」に関連し、美術界を取り巻く動向や社会状況を多様な視点から再考します。
 

「関東大震災とモダニストの想像力」
講師:ジェニファー・ワイゼンフェルド氏(Gennifer Weisenfeld/デューク大学)

 

  ジェニファー・ワイゼンフェルド氏ポートレート写真

 

講師プロフィール

デューク大学美術・美術史・視覚研究学部ウォルター・H・アネンバーグ特別教授。専門は近現代の日本美術史、デザイン、視覚文化。最初の著書『Mavo: Japanese Artists and the Avant-Garde, 1905-1931』(カリフォルニア大学出版局、2002年)は、1920年代の日本におけるアヴァンギャルドの美的政治におけるハイアートとマスカルチャーの関係を扱っている。2冊目の著書『Imaging Disaster: Tokyo and the Visual Culture of Japan’s Great Earthquake of 1923』(カリフォルニア大学出版局、2012年、日本語版『関東大震災の想像力:災害と復興の視覚文化論』青土社、2014年)は、20世紀の日本で最悪の国難的災害を視覚文化が如何に媒介したかを検証している。3冊目の著書『Gas Mask Nation: Visualizing Civil Air Defense in Wartime Japan」(シカゴ大学出版局、2023年)は、第二次世界大戦中の日本の視覚文化が持つ不安な快楽を探求している。MITの受賞サイト「Visualizing Cultures」で資生堂の広告デザインに関するエッセイを執筆するなど、日本のデザイン史について幅広く発表している。日本の商業美術とデザインの歴史に関する近刊に『The Fine Art of Persuasion: Corporate Advertising Design, Nation, and Empire in Modern Japan』(デューク大学出版局)を出版予定。

概要

日時:2023年11月4日(土曜)午後2時~4時
定員:先着60名(当日午後1時より講堂前で整理券を配布します)
会場:葉山館 講堂
参加:無料
英日逐次通訳

 

「100年前の未来 移動するモダニズム 1920–1930」展 詳細ページをみる


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第2回以降のプログラム

第2回 2023年12月10日(日曜)
「中国をめざすモダニストたち:近代中国における日本人美術家について」
講師:呉孟晋氏(京都大学准教授)

第3回 2024年1月20日(土曜)
「久米民十郎 移動・モダニズム・戦争」
講師:五十殿利治氏(筑波大学名誉教授)

 

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