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今西中通   いまにし ちゅうつう (1908-1947)

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真珠

1935  油絵具、カンヴァス

130.0×192.7

波間から姿を現すヴィーナスといえば、ボッティチェルリの例をあげるまでもなく、古くより女性の官能美を描くための格好の題材であった。今西中通の《真珠》は、そのような古典的主題を取り扱いながら、生み出された結果は全くといってよいほど、非伝統的なものとなっている。横たわる裸体は背景の海と同じ色調で描かれ、両者を区別するのは波打つ黒い輪郭線だけである。横幅2メートルに及ぶ大画面の中で画家は、単純な形態の組み合わせが生む造形的豊かさの実験や、油絵具固有のマティエールの追求を思う存分行っている。1908年に高知県に生れた今西は、20歳で上京し、当時のもっとも前衛的な画家たちが集まった独立美術協会展をおもな発表の場とした。パリで最新の美術潮流を学んだ川口軌外らを通して、キュビスムに傾倒するのは1934年頃からである。しかし、この作品にはいまだシュルレアリスムの影響も濃厚に見出すことができる。

凡例

■作品名

制作年 技法

寸法

[寸法の見方について]

洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm

彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm

版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm

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