作品・資料詳細
項 目 | 内 容 |
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作家名 | 岸田劉生 |
作家名(よみ) | きしだ りゅうせい |
生没年 | 1891-1929 |
作品名 | 近藤医学博士之像 |
制作年 | 1925 |
材質・技法 | 油絵具、カンヴァス |
寸法 | 45.8×37.7 |
No. | KISRYU1ZZ0003 |
解説 | モデルの近藤次繁(1865-1944)は東京帝国大学医学部外科教室の教授で、日本で最初に盲腸手術に成功したことで知られる。1923年10月19日、震災で京都に移り住んだ劉生のもとに近藤博士から博士所蔵の静物、肖像などが震災で焼失したとの手紙が届いている。劉生は1921年に近藤博士の肖像を2点描いたが、うち1点が焼けたため、再度制作するよう依頼を受けたのである。第3回春陽会の開催にあわせて1925年3月5日に京都に発ち、10日から本郷森川町の旅館から大学に通い、20日に完成させている。髭を蓄え謹厳実直そのものといった博士の表情と、その手に持たされた一輪の花との対比がユーモラスである。 |
分類 | 美術作品 |
[寸法の見方について]
洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm
彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm
版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm