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鎌倉別館 開催中・これからの展覧会

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鎌倉別館 [ 企画展 ] 2023年12月9日 – 2024年2月12日

イメージと記号1960年代の美術を読みなおす

美術という制度が問われた1960年代。乾いたユーモアで社会に氾濫するイメージを無化し、記号や位相幾何学を拠り所に造形することを問う作品が登場します。初の国際審査制が導入された1967年の第9回東京ビエンナーレは美術と社会の接面を映しだすものでした。当館所蔵品を中心に井上長三郎(いのうえ・ちょうざぶろう/1906–1995)、堀内正和(ほりうち・まさかず/1911–2001)、杉全直(すぎまた・ただし/1914–1994)、飯田善國(いいだ・よしくに/1923–2006)、高松次郎(たかまつ・じろう/1936–1998)、若林奮(わかばやし・いさむ/1936–2003)らを取り上げ、ビエンナーレ出品作や資料をまじえて時代の断面を検証します。
 
Image: 若林奮《S/P 後から来るC》[復元]1967年 当館蔵 Photo:©上野則宏

予  定

鎌倉別館 [ 企画展 ] 2024年2月23日 – 2024年5月6日

小金沢健人×佐野繁次郎 ドローイング/シネマ

現代美術作家と当館所蔵作家から二人を特集し、一つの視点で読む展覧会。絵画から映像、立体まで多様な展開をみせる小金沢健人(こがねざわ・たけひと/1974– )と、独特の手描き文字と線画による装幀・挿画の仕事が油彩画と並び愛されている佐野繁次郎(さの・しげじろう/1900–1987)の仕事を紹介します。線でイメージを描き出す「ドローイング」は、カット/イラストレーションとどう異なるのか? イメージの連なりがもたらす動きの感覚とは? 美術家の手と眼が生む色・線・動きに着目し、平面表現の境界を探求します。
 
Image: (上)小金沢健人《Self Portrait in a Forest》2021年 作家蔵/(下)佐野繁次郎《le plus demande en France et dans le monde》制作年不詳 当館蔵

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