小さな箱 鎌倉近代美術館の50年 1951-2001

2001年度発行

2,750円（税込）

小さな箱 鎌倉近代美術館の50年 1951-2001

[目次]
序
p.13　回想の美術館奮闘記　[酒井忠康]
第1章
p.34　写真構成—開館当時の本館
p.36　日本の美術館 II　神奈川県立近代美術館　[土方定一]
p.42　近代美術館創生期　[土方定一]
p.48　鎌倉の現代美術館　[坂倉準三]
p.55　鎌倉近代美術館の出発　[佐々木静一]
p.68　わすれなぐさ　[柳生不二雄]
p.71　中国関連の展観　[大河内菊雄]
p.74　写真構成—イサム・ノグチ展の頃
p.75　最初の地方美術館　[大沸次郎]
p.76　セザンヌの自画像　[小林秀雄]
p.81　近代美術館について　[池田克巳]
p.86　1950年代の思い出　[柳生不二雄]
p.96　コラム—「ほんもの・にせもの展」など
p.100　ひとこと・思い出すことなど　[井関正昭]
p.104　灰になった土方定一の原稿…。原稿を忘れられた小山冨士夫さんと…。　[朝日晃]
第2章
p.110　写真構成—美術館での懐かしいひとこま
p.112　1968年から1974年までの企画展　[匠秀夫]
p.124　コラム—松本竣介記念室
p.126　回想・萬鉄五郎展前後　[陰里鉄郎]
p.129　土方イズム　[副島三喜男]
p.132　神奈川県立近代美術館の思い出　[足立朗]
p.135　コラム—「私のやきもの展」、「ボルドー美術館名作展」、「ブリューゲル展」
p.140　写真構成—美術館をめぐる人々
p.142　座談会—受付の窓から眺めた50年
p.144　1975年から1981年までの企画展　[弦田平八郎]
p.154　子、川の上に在りて曰く、逝く者は斯くの如きか。昼夜を舎かず。（『論語』巻第五）　[青木茂]
p.157　鎌倉とドイツ　[前田富士夫]
p.160　コラム—「パウル・クレー展」、「エドワルド・ムンク展」
p.164　写真構成—レセプション　1970〜80年より
第3章
p.168　1982年から1986年の活動　[山梨俊夫]
p.181　「たいせつな風景」—もうひとつの美術館活動記録　[橋秀文]
p.186　コラム—「神奈川県美術風土記」
p.190　1987年から1991年の活動　[太田泰人]
p.201　古賀春江と私　[川端康成]
p.216　写真構成—レセプション　1990年代より
p.220　1991年から1996年までの活動記録　[山梨俊夫]　
p.233　美術館の本棚から　[山中潤]
p.236　原点を見直す—1997年から2001年までの展覧会を中心に　[水沢勉]
p.250　写真構成—「イスラエル美術の近代展」より
p.252　坂倉準三設計の建物、その歴史と価値　[太田泰人]
p.258　神奈川県立近代美術館の歩み　年譜　[籾山昌夫]
p.268　執筆者・編者ほか紹介

[奥付]
編集：神奈川県立近代美術館
発行日：2001年11月17日
発行者：足立龍太郎
印刷・製本：光村印刷株式会社
発行所：株式会社求龍堂
デザイン：U.SHIMA