生誕100年　彫刻家　辻晉堂展

25×20.5㎝

221ページ

2010年度発行

440円（税込）

完売

陶などによる斬新な彫刻作品を世に問い、戦後の彫刻界に独自の位置を占めた彫刻家、辻晉堂（1910-1981）の創作の軌跡をたどりながら、日本の現代彫刻、さらに現代陶芸に与えた影響を紹介します。

[目次/Contents]

6―陶彫の創始と触覚性（木村重信）
8―辻晉堂の仕事－彫刻の彼岸へ（尾崎信一郎）
23―カタログ
137―辻晉堂の言葉
146―辻晉堂の陶彫（松原龍一）
150―辻晉堂の残した公案
－神奈川県立近代美術館所蔵
《詩人(これ我かまた我に非ざるか)》について（籾山昌夫）
154―辻晉堂の公共的作品をめぐって－調査報告と考察（三浦努）
159―年譜
167―没後のおもな展覧会歴
170―主要参考文献
175―辻晉堂主要彫刻・版画作品目録
216―Centennial of Birth Exhibition: Shindo Tsuji
Tsutomu Miura
218 ―出品作品リスト

[奥付]
編集：尾崎信一郎（鳥取県立博物館）
三浦努（鳥取県立博物館）
水沢勉（神奈川県立近代美術館）
籾山昌夫（神奈川県立近代美術館）
平井鉄寛（神奈川県立近代美術館）

デザイン：桑畑吉伸
製作：コギト
印刷：凸版印刷
発行：美術館連絡協議会○Ｃ2010