このホームページは多くの方に利用していただくため、スタイルシートを使用し、アクセシビリティに配慮した構造になっています。
お客様が使用されているブラウザはスタイルシート非対応のブラウザのため、表示結果が異なっておりますが、情報そのものは問題なくご利用いただけます。

伊庭靖子展 神奈川県立近代美術館 鎌倉 会期は2009年2月14日 (土曜)から3月22日 (日曜)まで

≪untitled≫ 2000年 油彩、キャンヴァス
大林コレクション蔵

≪untitled≫ 1999年 油彩、キャンヴァス 個人蔵

≪untitled≫ 2003年 油彩、キャンヴァス 個人蔵

≪untitled≫ 2004年 油彩、キャンヴァス 個人蔵

≪untitled≫ 2007年 油彩、キャンヴァス 作家蔵
滋賀県立近代美術館 寄託

≪untitled≫ 2008年 油彩、キャンヴァス 
ベイスギャラリー蔵

 このたび神奈川県立近代美術館は、鎌倉館にて「伊庭靖子展―まばゆさの在処(ありか) 」を開催いたします。
 伊庭靖子(1967- )は、果物、プリン、クッション、器といった身近なものを自然光のもとで自ら撮影し、その写真のイメージを素材にして絵画へと転換する作業を続けています。新鮮な甘酸っぱさが口の中にまで広がってくるような果物、柔らかな布に触れているかのように感じるクッションやベッドリネン、あるいは透明のうわぐすりがかけられた艶やかな磁器など。それらひとつひとつの肌合いを感じさせる作品は、ただ物や写真を見るよりも、実感的に私たちの体の中に沁み込んでくるといってもいいかもしれません。それぞれの物質の微妙な質の違いを繊細この上ない感覚で捉えた伊庭の絵画は、人間の感性に独自の働きかけを引き起こします。
  物のもつ質のわずかな差をどのように表現していくのか、そのひたむきな探求によって生まれた画面は、私たちの感覚をひろげ、普段は見過ごしている物が静かに纏うまばゆさに満ちた世界を気づかせ、見る者に驚きとともに、確かさや温かさを感じさせてくれます。 
  本展では、最新作と近年制作された作品を中心に絵画約40点を展覧いたします。この機会に、現在活躍中のもっとも注目されている画家のひとりである伊庭靖子の作品群をぜひ体感していただければ幸いと存じます。

 


作家によるアーティストトーク

講師 伊庭靖子
日時 2009年2月15日(日曜)
午後2時より
会場 神奈川県立近代美術館 鎌倉 展示室
予約不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

 

担当学芸員によるギャラリートーク

日時 2009年2月21日(土曜)、3月7日(土曜)
3月14日(土曜)、3月21日(土曜)
午後2時より
会場 神奈川県立近代美術館 鎌倉 展示室
予約不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

鎌倉館 過去の展覧会へ

JavaScriptを使用しています。JavaScriptをオフにしている方はブラウザのJavaScript設定を有効にしてご覧ください。

↑ページのTopへ