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生誕100年 荘司福展 花・大地・山-自然を見つめて SHOJI Fuku:Eyes in Nature 会期は2009年4月11日(土曜)から6月14日(日曜)まで 展覧会内容詳細はこちら




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休館日

月曜日(ただし、5 月4 日は開館)
4 月30 日(木曜)、5 月7 日(木曜)

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 900円(団体800円)
20歳未満・学生 750円(団体650円)
65歳以上 450円

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 高校生以下の方、障害者の方はすべて無料です。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第一日曜日(今回は5 月3日と6 月7 日)は、18 歳未満または高校生以下のお子様連れのご家族は、全員無料でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館、神奈川新聞社

優待のご案内

葉山館有料観覧券(65歳以上券をのぞく)をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1155)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)


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《櫻》1981年
神奈川県立近代美術館

《若い群》1963年
神奈川県立近代美術館
後期( 5月12日‐6月14日)のみ出品

《史》1989年 
宮城県美術館

《物化》1976年
神奈川県立近代美術館
前期( 4月11日‐5月10日)のみ出品

《北辺春》1997年 
宮城県美術館

 生誕100 年を記念して、日本画家 荘司 福(1910-2002)の回顧展を開催いたします。
荘司福は、1910(明治43)年に父の仕事の関係で赴任していた長野県松本で生まれました。青春時代に東京の女子美術学校で日本画を専攻しましたが、卒業後、若き数学者荘司篤と結婚し、東北の仙台に新居を構えました。しかし、夫は結核にかかり、若くして命を失います。二人の乳飲み子を抱えながら、荘司福が生きる目標としたのが日本画の創作活動でした。
 画家として仙台でスタートさせた前半生と、その後に過ごした東京、横浜での後半生を通じて荘司福の創作活動は、戦後の日本画の歩みをそのまま体現したといえます。戦後の洋画を貪欲に吸収していった1950 年代の作品から始まって、荘司福は、徐々に東北の生活や信仰に共感を寄せていきました。1960 年代から1970 年代にかけては、海外への取材にも意欲的に取り組み、インドやネパール、さらにエジプトやケニアといったアフリカにまで足を延ばします。仏教遺跡やオリエントの神々に接することで、古代への思いを創作に生かそうとしていきました。そして、若き日に東北の土俗的な神々を題材にした素朴な美意識に彩られた作品から、1980年代に入ってくると、静謐で玄妙な画風を経て、日本画の世界に独特の深遠な境地を生み出すようになっていきました。1980 年に70 歳を迎えた荘司福は、さらに亡くなる92 歳までの晩年の20 年間を、自然との対話に努め、苔むした石が連なった《刻》(1985)や清々しい早春をとらえた《到春賦》(1987)といった傑作を生み、さらに自然と交感し、ついには自然と融和した精神状態で《明け行く》(1999)や《春の海》(1999)などの絵画を描く境地に至ったのでした。
 今回の展覧会は、荘司福の没後初めての大規模な回顧展で、代表作約90 点を通して、荘司福の雄大で厳粛な世界を展観します。戦後の日本画の質の高い到達点の一つを示す荘司福の芸術をご堪能下さい。

会期中、一部作品の展示替えを行います。
前期:4月11日‐5月10日/後期:5月12日‐6月14日

【出品作品リスト(PDF 192KB)】
 


講演会 「母、荘司福のこと」 (仮題)
→ 定員に達したため申込みを締め切りました。

講演者 荘司準氏(荘司福ご子息)
日時 5 月17 日(日曜)
午後2時~4時
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
定員 先着70 名(要申込)、無料
申込
方法
住所、氏名、電話番号、ファクス番号をお書きの上、
ファクスにてお申込ください。
申込先 神奈川県立近代美術館 葉山 
ファクス 046-875-2968
申込
締切
5 月10 日(日曜) → 定員に達したため申込みを締め切りました。

 

担当学芸員によるギャラリートーク

日時 2009年4月18日(土曜)、5月16日(土曜)、
5月30日(土曜)
午後2時より
会場 神奈川県立近代美術館 葉山
予約不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

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