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新しい神話がはじまる 古賀春江の全貌 会期は2010年9月18日(土曜)から11月23日(火曜・祝日)まで 展覧会内容詳細はこちら




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休館日

月曜日(ただし9月20日、10月11日は開館)
祝日の翌日[9月21日(火曜)、9月24日(金曜)
10月12日(火曜)、 11月4日(木曜)]

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)

観覧料

一般 1100円(団体1000円)
20歳未満・学生 950円(団体850円)
65歳以上 550円
高校生 100円

  • 団体料金は20名様以上から適用されます。
  • 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
  • 「ファミリー・コミュニケーションの日」
    毎月第1日曜日(今回は10月3日と11月7日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上を除く)でご観覧いただけます。

主催

神奈川県立近代美術館
東京新聞

出品協力

東京国立美術館

優待のご案内

葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)

11月3日(水曜・祝日)は葉山館に無料でご招待

神奈川県立近代美術館 葉山では、11月3日(水・祝)文化の日を無料招待日といたします。この日は葉山館の展覧会「 新しい神話がはじまる。 古賀春江の全貌」展をどなたでも無料でご観覧いただけます。


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《竹林(竹藪)》 1920年 
水彩、紙 福岡県立美術館 ※後期のみ

《海水浴》 1922年 
油彩、カンヴァス 和歌山県立近代美術館

《蝸牛のいる田舎》 1928年 
油彩、カンヴァス 郡山市立美術館

《素朴な月夜》 1929年 
油彩、カンヴァス 石橋財団石橋美術館

《深海の情景》 1933年 
油彩、カンヴァス 大原美術館 ※前期のみ

 古賀春江(1895-1933)は、本名は亀雄(よしお)といい、福岡県久留米市の寺院の長男として生まれました。17 歳で画家を志して上京し、キュビスムやシュルレアリスムなど、同時代のヨーロッパ美術に学び、二科会を主舞台として大正から昭和の初めにかけて活躍しました。
  モダニズムが隆盛した時代、38 歳という若さでこの世を去った画家は、そう長くはない画業のなかで、「カメレオンの変貌」といわれるほど、画風をさまざまに展開させました。そこには、つねに新しいものを追いかけ、変化を求めつつも一貫して変わらない独自の世界観がありました。

  また、古賀は文学にも傾倒し、絵画作品の解題詩をはじめとしてさまざまな詩を残しています。絵画と詩が古賀のなかで、どのような関係にあったのか。今回の展覧会では彼の詩にも注目し、画家であり、詩人であった古賀春江の生涯と芸術を紹介します。

水彩、スケッチなどは、半期ずつの展示となります。
(前期/ 9月18日~10月17日、後期/ 10月19日~11月23日)


展覧会構成

第一章 センチメンタルな情調 1912-1920

1912(大正元)年、画家を志して上京した古賀は、本格的に水彩画を学びはじめます。文学への関心も高かった古賀は、この頃、画家で詩人の竹久夢二や詩人北原白秋にも強く惹かれています。ここでは郷里や旅先の風景を題材にした水彩画を中心に古賀の出発期を紹介します。
第二章 喜ばしき船出 1921-1925

1921(大正10)年、わが子の死産に想を得て創作した《埋葬》が、翌年の二科展で二科賞を受賞し、一躍注目を浴びました。1922年には若手作家によって結成された前衛グループ「アクション」にも参加し、キュビスムに学んだ造形を追究していきます。
第三章 空想は羽搏き 1926-1928

1926(大正15)年頃から、写生に基づく表現から空想的な要素を濃くした世界へと画風を転換させていきます。パウル・クレーからの影響がみられる「夢のようなとりとめのない」独自の幻想性あふれる作品が展開していきます。詩作が増えるのものこの時期です。
第四章 新しい神話 1929-1933

1920(昭和4)年、代表作《海》で古賀は、画風をそれまでのものから一転させました。雑誌の図版や絵葉書など既成のイメージを引用する作品が見られるようになります。ヨーロッパのシュルレアリスムを取り入れつつ独自の超現実主義理論を打ち立てて、絵画にも詩にも新しい表現を求めて行きました。


講演会  ※申込受付はすべて終了しました。

第1回 9月19日(日曜) 「古賀春江の絵画と詩」

森山秀子:石橋美術館学芸課長、古賀春江研究の第一人者。
1986年の「古賀春江―前衛画家の歩み」展(ブリヂストン美術館、石橋美術館)の担当者でもある。
第2回 11月6日(土曜) 「古賀春江の超現実主義絵画」

速水 豊:兵庫県立美術館学芸員、特別展・国際交流担当課長。
著書『シュルレアリスム絵画と日本 イメージの受容と創造』(NHK ブックス)で2009年度倫雅美術奨励賞受賞、気鋭のシュルレアリスム研究者として活躍。 
 
会場 神奈川県立近代美術館 葉山 講堂
時間 各回午後1時30分~午後3時30分
定員 先着70名(要申込)、無料
申込
方法
受講希望の回、住所、氏名、電話番号、FAX 番号、メールアドレスをお書きの上、FAXかメールでお申込みください。
申込先 神奈川県立近代美術館 葉山 「古賀春江展講演会」係
FAX 046-875-2968
メール public@moma.pref.kanagawa.jp
締切 定員に達し次第、申込みを締切ります。


担当学芸員によるギャラリートーク

日時 10月2日(土曜)
10月9日(土曜)
各回午後2時より
申込不要、無料(ただし「古賀春江の全貌」展の観覧券が必要です)

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