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トヨダヒトシ スライドショー(ライブ・パフォーマンス) 映像日記「白い月」(10月24日)、「for Nine Postcards」(10月25日)

トヨダヒトシ写真(上)/吉村弘写真(下)

幻の中庭スクリーン復活!
開館当初、中庭木側上部の壁面に映写用のロールスクリーンが設置されていました。
鎌倉館最後の秋、中庭のスクリーンを復活させ、写真家トヨダヒトシ氏による上映会を行います。


トヨダヒトシ スライドショー(ライブ・パフォーマンス)
場所:神奈川県立近代美術館 中庭


◇10月24日(土曜) 午後5時~6時
映像日記「白い月」 (2010−15年、35mm・スライドフィルム、サイレント)

ある年のニューヨーク。春から冬へと向かう日々を綴った長編映像日記。

ある4月の朝/この街に住みはじめて何年になるのだろう/台所の窓/寄せては返すもの/エリー湖/波のない日は底に沈んでいるものが見えた/友人との食卓/蚊柱/きのう、イラクの町で62人が亡くなった/何気ない会話も/後悔も/北の寺へ/寄せては返すもの/静かな光/冬へ


◇10月25日(日曜) 午後5時~6時
「for Nine Postcards」 (2015年、35mm・スライドフィルム、サウンド) 

2003年、葉山館の開館に伴い、葉山館と鎌倉館の開館・閉館の音楽「SOUND LOGO」全4曲を制作したサウンド・アーティスト吉村弘(1940-2003)。日本の環境音楽の第一人者として知られた吉村の遺した約2800枚のスライド写真のなかからトヨダヒトシが編んだ、美術館委嘱作品。

「彼が見た空があり、雲があった。冬枯れの樹があった。路面の傷。ことばがあり、遥かさがあり、鏡のような音があった。雨が降り、ひとり言のような詩があった。吉村弘という一人の人の生きたことの面影があった。」 (トヨダヒトシ)


[トヨダヒトシ]
写真家。1993年以来ニューヨークを拠点にし、ブロードウェイ沿いの駐車場やチャイナタウンの公園、教会、劇場といったパブリック・スペースにおいてアナログのスライド映写機を自ら操作して上映するライヴ・スライドショーという形式で映像日記作品を発表しはじめる。2000年より日本各地の美術館やギャラリーといったアートスペースのほかに、山奥の廃校になった小学校の校庭、三内丸山遺跡、米国各地の映画祭などでライブ形式での上映を続けている。2012年に拠点を日本に移す。


*展覧会の当日観覧券が必要です。午後4時30分までに観覧券をお求めのうえご入場ください。
*展示室は午後5時で閉場します。
*お席に限りがありますので、混雑の場合は立ち見となります。
*中庭は足元から冷え込んできますので、暖かい服装でお越しください。
*雨天決行。詳細は開催情報を当館ツイッターとホームページ「ニュース・イベント」でお知らせします。(雨天の場合は、中庭のスクリーンではない場所に投射します。)


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