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川口軌外   かわぐち きがい (1892-1966)

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製油所と船

1953  油絵具、カンヴァス

102.0×73.3

本名、孫太郎。この作品は、第27回国画会展に出品された作品で、港の風景からインスピレーションを得ながらも、どこからどこまでが製油所なのか船なのか見分けがつかないほど対象は咀嚼(そしゃく)され、抽象化されている。見る者の視線を誘導するひとつひとつの色面は、微妙に筆触が変化し、彩度と大きさの差異によって組織化されている。それらは軽率にリズミカルと呼ぶことを躊躇してしまうほど、丹念に組み立てられているのである。色彩と形態による永遠に終わることのない循環運動が巧みに仕掛けられた、見飽きるということがない自律的な作品といえるだろう。キュビスムを援用して対象を画面に構成しなおすという方法論を身につけていた作者であればこそ、戦後フランスにおける抽象芸術とも呼応する作品を作り出すことができたのであろう。

凡例

■作品名

制作年 技法

寸法

[寸法の見方について]

洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm

彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm

版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm

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