イベント
「神奈川県立近代美術館 鎌倉別館」40周年記念連続講演会
第4回 「鶴岡八幡宮寺二十五坊跡の現在—古都鎌倉の遺跡地と古都保存法—」講師:八幡義信氏
県立社会教育施設公開講座
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館の開館40周年を記念して、当館やそのコレクションに所縁のある、あるいは地域に詳しい方を講師に迎えてお話しいただきます。
第4回「鶴岡八幡宮寺二十五坊跡の現在ー古都鎌倉の遺跡地と古都保存法ー」
講師:八幡義信氏(NPO法人鎌倉地域振興協会理事長、元神奈川県立歴史博物館学芸部長、元鎌倉女子大学教授)
鎌倉幕府の成立過程で、源頼朝により古都鎌倉の中心部に建設された鶴岡八幡宮(寺)は、明治時代にいたるまで神仏習合の宗教施設として長い歴史を持っています。その中心をなすのが、八幡宮の神職と周囲に建設された二十五坊に住んでいた別当および供僧たちでした。中世から近世における二十五坊は、明治時代以降に純粋の神社体制となり、その役割を終えました。その後、昭和時代に入り二十五坊跡地の利用を巡り鎌倉市民との間に大騒動が起こり、それが京都や奈良の地にも広がり、その中で古都保存方法が成立しました。
概要
日時:2024年12月21日(土曜)午後2時~4時(開場は午後1時30分)
定員:80名(当日先着順)
会場:鎌倉商工会議所 ホール(B1)
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町17-29
鎌倉駅西口より徒歩5分
受講料:1,000円(当日会場でお支払いください)
全5回のうち4回以上受講された方は修了証を差し上げます。
その他のプログラム(全5回)
第1回 2024年11月4日(月曜・祝日)
「戦後神奈川の文化行政と美術館を巡って」
講師:講師:藤嶋俊會氏(美術評論家、元神奈川県民ホール・ギャラリー学芸員)
第2回 2024年11月23日(土曜・祝日)
「自作を語る」
講師:木下晋氏(美術家、金沢美術工芸大学名誉客員教授、「たいせつなものI」展出品作家)
第3回 2024年12月7日(土曜)
「「知の泉」としての山口蓬春文庫」
講師:笠理砂氏(山口蓬春記念館副館長・上席学芸主任)
第5回 2025年1月18日(土曜)
「神奈川県立近代美術館の40年ー1984年から2000年までを中心にー」
講師:橋秀文氏(目黒区美術館館長、元神奈川県立近代美術館企画課長兼普及課長)