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2025年10月25日 葉山館

アーティストトーク 第5回 上田義彦×清水穣

7月19日から開催する「上田義彦 いつも世界は遠く、」展の関連企画として、以下の対談を行います。
本展公式図録にも寄稿する写真評論家・清水穣氏と本展出品作家の写真家・上田義彦氏の貴重なお話が聞けるこの機会に、ぜひお越しください。

「上田義彦 いつも世界は遠く、」展関連企画:アーティストトーク 第5回 上田義彦×清水穣

概要
日時:2025年10月25日(土曜)午後2時~3時30分(開場 午後1時45分)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室3b
*事前予約不要、先着順。ただし高校生以上は本展の当日観覧券が必要です。

講 師
 
上田義彦(出品作家)
1957年兵庫県生まれ、神奈川県在住。写真家。1979年大阪写真専門学校(現:専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)卒業。写真家の福田匡伸、有田泰而に師事した後、1982年に独立。主な受賞に日本写真協会作家賞、東京ADC賞、ニューヨークADC賞など。2011年にGallery 916を主宰(-2018)。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授(2014-2025)。代表作に、ネイティヴ・アメリカンの聖なる森を捉えた『QUINAULT』、前衛舞踏家・天児牛大のポートレイト集『AMAGATSU』、自身の家族にカメラを向けた『at Home』、生命の源をテーマにした『Materia』、30有余年の活動を集大成した『A Life with Camera』など。近著には、Quinault・屋久島・奈良春日大社の3つの原生林を撮り下ろした『FOREST印象と記憶 1989-2017』、一枚の白い紙に落ちる光と影の記憶『68TH STREET』、『林檎の木』などがある。2022年には『Māter』、2023年に最新作『いつでも夢を』を刊行。2019年、主人を亡くし家屋の相続税に翻弄されていく人々を、日本の家とその庭の四季の移ろいを通して描いた映画『椿の庭』を監督・脚本・撮影(2021年4月公開)。

清水穣(写真評論家)
同志社大学グローバル地域文化学部教授。1995年『不可視性としての写真 ジェームズ・ウェリング』で第一回重森弘淹写真評論賞受賞。定期的に『BT美術手帖』などの雑誌や写真集、美術館カタログに批評を掲載している。主な著書に、『日々是写真』、『プルラモン 単数にして複数の存在』、『陶芸考』(現代思潮新社/2009年、2011年、2016年)、『デジタル写真論』(2020年、東京大学出版会)など。


その他のプログラム(全5回)

第1回 2025年07月26日(土曜)
上田義彦×葛西薫
講師:上田義彦(本展出品作家)、葛西薫(アートディレクター)
 
第2回 2025年08月10日(日曜)
上田義彦×原研哉
講師:上田義彦(本展出品作家)、原研哉(デザイナー)
 
第3回 2025年08月24日(日曜)
上田義彦×皆川明
講師:上田義彦(本展出品作家)、皆川明(デザイナー/ミナ ペルホネン創設者)
 
第4回 2025年09月20日(土曜)
上田義彦×内田也哉子
講師:上田義彦(本展出品作家)、内田也哉子(文筆家)

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