イベント

2026年6月20日 葉山館 その他

「もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち」展関連企画 クロス・アーティストトーク「東と東:写真の場所、時間の距離」

展覧会の開催にあたり3名の出品作家が来日されるのにあわせ、日本の現代写真を代表する作家のひとりである石内都氏をお招きして、それぞれの仕事に即して、かつての、そして現在のドイツと日本における写真表現の実践的状況や記憶と場所の問題についてお話しいただきます。トークの後には質疑応答の時間も予定しています。

概要

日時:2026年6月20日(土曜)13:00-16:00(開場12:45)
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール (東京都港区赤坂7-5-56)
登壇者:ウーテ・マーラー、マーギット・エムリッヒ、クリスティアーネ・アイスラー、石内都(登壇予定順)
定員:150名(要事前申し込み・先着順)
参加費:無料
日本語・ドイツ語、同時通訳付

参加申込
2026年5月23日(土曜)10:00(予定)より下記フォーム(e-kanagawa電子申請)にて受け付けます。
申込フォーム

共催:ゲーテ・インスティトゥート東京、神奈川県立近代美術館
助成:ドイツ対外文化交流研究所
協力:ラインベックハレン財団、ローク・ガレリー、ベルリン

申込みと展覧会に関するお問い合わせ:神奈川県立近代美術館 葉山
Tel. 046-875-2800
会場に関するお問い合わせ:ゲーテ・インスティトゥート東京
Tel. 03-3584-3201
info-tokyo@goethe.de

登壇者プロフィール(登壇予定順)

ウーテ・マーラー  Ute Mahler

1949年ベルカ生まれ。1974年にライプツィヒの美術大学を卒業後、フリーランスの写真家として活動。東ドイツのファッション雑誌『ジビレ』の仕事を通じて名を知られ、国内外の多くの雑誌に写真を発表した。1990年に東ドイツ出身の写真家7名で写真家エージェンシー「OSTKREUZ」を設立。広告撮影やハンブルク応用科学大学、オストクロイツ写真学校での教職活動を行いつつ、自身のプロジェクトも継続してきた。2008年以降は、夫である写真家ヴェルナー・マーラーとの共同プロジェクトも行っている。受賞も多く、近年では夫ヴェルナーとともに2023年ドイツ写真協会の文化賞、2024年にはドイツ連邦功労勲章を受章。

マーギット・エムリッヒ Margit Emmrich

1949年ケムニッツ生まれ。1969–74年にライプツィヒの美術大学に学び、卒業制作として思春期に関する書籍と家庭菜園に関する映画を発表。1974年卒業後、1979年までライプツィヒとベルリンでフリーランスの写真家として活動(主な領域は子どものファッション、心理学・教育学関連の新聞論考など)し、1976–78年には母校で研究者として在籍。1979–80年に政治的容疑で拘留された後、西ドイツへ移住。1985年までフライブルクでポートレート写真家として活動、その後、フライブルクとエアランゲンで家庭をもち、二人の息子を育てる。1994年よりライプツィヒに戻りフリーランスの写真家として活動。2004年以降は絵画とグラフィックにも取り組んでいる。

クリスティアーネ・アイスラー Christiane Eisler

1958年ベルリン生まれ。1978–83年にライプツィヒの美術大学(Hochschule für Grafik und Buchkunst Leipzig)でハラルド・キルシュナーおよびエフェリン・リヒターに写真を学ぶ。1983年に写真の学位取得後、1983–85年にリヒターのもとで大学院を修了。卒業制作として東ドイツの少年院とパンクを撮影した写真集『私は心を抱えて歩く(Ich trage ein Herz mit mir herum)』を発表。1983年よりフリーランスの写真家として活動開始。東ドイツ時代にはパンクを撮影した写真展がたびたび禁止や閉鎖の措置を受けた。
1990年、ライプツィヒで写真エージェンシー「Transit」を共同設立。以降、雑誌や労働組合関連施設、各種の財団や企業、広告代理店、旅行出版社などのために幅広く活動。社会ドキュメンタリーの写真エッセイ、ポートレート、風景を主な題材とする。1981年から国内外で多数の個展およびグループ展に参加し、2000年以降、写真集をはじめとする多様な出版物を多く刊行。現在、ライプツィヒを拠点に活動。

石内都 Ishiuchi Miyako

1947年群馬県桐生市生まれ。神奈川県横須賀市で育つ。2005年、母親の遺品を撮影した「Mother’s」で第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される。2007年より現在まで続けられる被爆者の遺品を撮影した「ひろしま」も国際的に評価されている。2014年にハッセルブラッド国際写真賞を受賞。2024年、フランスのアルル国際写真祭にてWoman in Motion賞を受賞した。2027年2月にはパリのヨーロッパ写真美術館(Maison Européenne de la Photographie)で個展を開催予定。作品は、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、横浜美術館、ニューヨーク近代美術館、J・ポール・ゲティ美術館、テート・モダン等に収蔵されている。

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