イベント
パフォーマンス Project Blue Print(欣侘東生、宮崎蓉子)
葉山館の企画展「若江漢字とヨーゼフ・ボイス」関連イベントとして、下記のパフォーマンスを開催します。
概要
出演:Project Blue Print(欣侘東生、宮崎蓉子)
ゲスト:若江漢字(本展出品作家)
日時:2025年12月6日(土曜)午後3時–3時45分(予定)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山 展示室3a
*申込不要、参加無料。ただし高校生以上は本展の当日観覧券が必要です。
*イベント開催中は音楽が上演されます。混雑状況等によっては作品が鑑賞しづらい場合がありますのでご了承ください。
*同日、午後2時より若江漢字氏によるギャラリートークも開催されます。
Project Blue Print

アントニ・ガウディの代表作、サグラダ・ファミリアの特徴的なフニクラ構造は、それ以前のコロニアグエル教会地下聖堂を設計する際に、約10年をかけて逆さ吊り模型で実験された。当のコロニアグエル教会地下聖堂は未完で終わるが、その成果はサグラダ・ファミリア教会で発揮される事になる。
それになぞらえ、ギター/作曲の欣侘東生が、約30年の長きに渡り、音楽構造と建築の共通点からサグラダ・ファミリアをテーマにギターとオーケストラによる編成を構想。ギターとヴァイオリンの最小ユニットでギター協奏曲の新しい音楽構造を探求し、模型の如く表現する為に、2023年10月に結成された。
欣侘東生(ごんた・のぼる)
1967年生まれ。2012年より「dolphin music lab.」主宰。2016年にアルバム「天使の椅子」、2018年に「時の扉〜時の翼Art de Vivre」、2023年に「黄昏の狭間~Between the twilight~」をリリース。2023年、スペインに滞在してアントニ・ガウディ建築作品をめぐり、モンセラート修道院、アルハンブラ宮殿を訪れる。帰国後、ガウディにインスピレーションを受けた作曲法を完成させるべくユニット「Project Blue Print」を宮崎蓉子と立ち上げ、ライブ活動を開始。2025年7月に著書『宇宙のなぞを解く12平均律のはなし』(ヒカルランド)を出版。
宮﨑蓉子(みやざき・ようこ)
東京音楽大学器楽科卒業後、2004年に渡英。ギルドホール音楽院ディプロマ修了後に帰国。バイオリンを前澤均、瀬戸瑶子、バロックバイオリンを渡邊慶子、R.ポジャー、S.スタンデイジの各氏に師事。渡英中、オーケストラ・エイジ・オブ・エンライトメント、ロンドンフェスティバル・オーケストラのメンバーとして活動。またウィリアム・クリスティ指揮によるオペラツアーに参加し、イギリス及びヨーロッパ各地で演奏活動を行う。2014年に「Ciaccona」をリリ―ス。現在は後進の指導を行う他、Promusica Baroque Academy、アントネッロ、エクス・ノーヴォ、辻康介と葉山古楽婦人会、その他国内外の古楽団体による公演、録音、TV収録に参加。