展覧会
葉山館 2025年度
葉山館
終了
企画展
2025年4月12日 – 2025年6月29日
日本画コレクション再発見と
片岡球子「蔦屋重三郎の浮世絵師たち」
当館の日本画コレクションから、館内では初公開となる作品や、約20年ぶりの出品となる作品を改めて紹介します。江戸時代前期の狩野探雪(かのう・たんせつ/1655–1714)の屏風《草木図》や、小泉淳作(こいずみ・じゅんさく/1924–2012)による鎌倉・建長寺の天井画《雲龍図》の下図など、ぜひこの機会にご覧ください。また、特集として片岡球子(かたおか・たまこ/1905–2008)の〈面構(つらがまえ)〉シリーズから、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう/1750–1797)に関連する浮世絵師たちを描いた屏風を展示します。
Image: 小泉淳作《雲龍図》(建長寺天井画)小下図 1997年 当館蔵
葉山館
終了
コレクション展
2025年4月12日 – 2025年6月29日
中西夏之 光の条件
中西夏之(なかにし・なつゆき/1935–2016)は、絵画を空間や身体との関係性の中で独自に実践した戦後日本を代表する画家のひとりです。今年は、鎌倉新館で発表した晩年の代表的インスタレーション作品〈着陸と着水〉シリーズの第1作から30年を迎えます。本展では、新収蔵された同シリーズ第2作となる大作《紗幕孔穿》を中心に、〈二ツのリンゴ〉などを当館で初展示し、この画家における絵画の成り立ち、絵画が生む場、その視座を探ります。
Image: 中西夏之《紗幕孔穿》展示風景 1997年 撮影:後藤充 © Natsuyuki Nakanishi