展覧会

鎌倉別館 2026年度

鎌倉別館 終了 企画展
2026年5月30日 – 2026年9月27日

山室眞二の薯いも版画〈かまくら博物誌〉

併陳 コレクション 暮らしの中で

山室眞二(やまむろ・しんじ/1939–)はじゃがいもを版とする薯版画を独学で制作し深化させてきただけでなく、装幀や造本なども多数手がけています。本展ではこれまでの作品に加え、作家と交流のある志村ふくみ(しむら・ふくみ/1924–、染織家、随筆家・人間国宝)の言葉を取り上げた新作《百葉筥》も展示します。また、所蔵品の中から麻生三郎(あそう・さぶろう/1913–2000)などがそれぞれの日常から題材をとった作品も併せて紹介します。
 
Image: 山室眞二《ツバメ》2025年 作家蔵 撮影:鈴木静華

鎌倉別館 終了 企画展
2026年2月21日 – 2026年5月17日

福田尚代 あわいのほとり

美術家・福田尚代(ふくだ・なおよ/1967–)は、「世界は言葉でできている」という独自の思索を、言葉と美術によって探求してきました。始めからも終わりからも同じ読みになる回文を綴る一方、言葉に関わるモノ—本や手紙、鉛筆、消しゴムなどを素材に彫刻を施します。削り、折り、切り抜き、糸で縫い、針穴を穿たれたモノたちは元々の姿を失い、やがて小さな粒子となって消えゆくかのようです。本展では、こうした存在のはかなさ―生と死の「あわい」に光をあててきた福田の創作世界を、会場の空間をとりこんだインスタレーションによって展覧します。
 
Image: 福田尚代《漂着物/ひとすくい/泉》より 2024–2026年 作家蔵 撮影:髙橋健治